魔王討伐に向かう冒険譚…… サクサク読めるけど、おやおや、これは?

主人公は、冒険の始まりから王様に……(ネタバレになるので書けない)なことをしちゃう"勇者"に選ばれた質素な青年。
質素なのにやることが大胆で、ほんと「好きに生きる」って感じしますね。
でも、大胆なだけではなく、人間らしいダメさ……じゃなかった、どういう"勇者"なのかが次第にわかってくるんです。

軽快な語り口でサクサク読ませてくれるので、「一章の語りが良い仕事してますね」と言いたくなりました。

【第二章 定め】の「終わらない(1)」まで読んでレビュー書いてますが、先が気になります!