第14話 新たな旅へ
カグラは先に武者修行のため、また新しい場所に行くと言って、城門前で別れた。
サクラとイザベラは、一旦荷物をまとめて、宿から出て酒場にやってきた。
「本日は大変申し訳ございませんでした…」
アリアは深々と謝った。お詫びにフライドポテトを提供してくれた。
サクラはしばらくして、提案をした。
「私、他の場所にも行って、記憶を探したいと思うの」
「そうですかニャ」
アリアは反省していたのか、特に何か言うこともなければ、殺気も感じなくなっていた。
「もちろんついて行くニャ!」
そして、3人で談笑して、酒場を後にした。
アリアが城門前まで送ってくれた。
「必ず戻ってきてくださいね!」
元気よく手を振って、サクラとイザベラを見送った。
サクラとイザベラは手を振り返して、別れを告げた。
「うん!また戻ってくる!」
「また来るニャ!」
そう言って、サクラとイザベラは新都ローズを後にした。
こうして、サクラの記憶を取り戻す旅が再び始まった。
記憶喪失の記憶を求めて うたたねちゃん @Utatanechan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。記憶喪失の記憶を求めての最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます