第4話 井戸から空へ

ジャンプは、想定外に高い位置まで上がっていた。

「ジャンプは、一回だけ飛べます」「え?回数制限なの・・・じゃあ」

後は、堕ちるぅうううううう!「「・・・・・!?」」


「フライ!」「抱き着けば、二人ぐらいは空をとべますぅーーー」わお!


「うぐぐぐぅ・・・・・・・」「・・・・」

首が締まる!息が・・・彼女を抱き抱える。「ん、そこは・・・」むんず!

「はあ、はぁ」白目むくところだったわ「はぁ、はぁ・・・そこは・・・」むんず。

「やわ・・・」手を下から差し込みお姫様抱っこ。「・・・ありがとうございます」

「いえ、こちらこそ、ごち・・・すいません」「フライ・・・は、30秒です」

『ワシは大丈夫じゃ』見えないので、そうなんですね女神は思念体か

『ただし、ワシが居ないと魔法は発動せんがの』魔法は他力本願だった事実・・・

『ワシもグラマーである』知らない事実は、認めない。実体がないので「むー」


明かりのある所へ


城壁ぽいのがあったところから薄明りが漏れている。そこへ

飛んでるというか、浮いてる?ゆっくりだ。


「10、9、8・・・・」「え゛!」

「降下降下・・・早く。はやくー!」「5、4・・・」


ドスン!落ちた・・・あと少しで地面だったのに・・・むにゅ

ん?むにゅ?抱えていたお姫様は見えない。目の前にむにゅ?


「たいへん、失礼しました・・・」「・・・・」視界が広がり状況把握。パンパン。

パンパンと埃を手で払ってあげながら質問する「お怪我はありませんか・・・」

「はい・・・大丈夫です」大した事が無くてよかった。良かった。大事な・・2回

『ワシも大事ないぞ』そこは判ってますとも。


ラッキーが連続すると怖いのだけど。視線もなんだか生暖かいような。


「オホン!・・・えー、ここはどういう所なんですか」初めに聞けばよかった?

「はい、彼方の夢の中です。」「・・・・」『そして私は女神だぞ』「・・・・」


え???自分の夢なのに、何過酷な状況。いや、欲望が漏れている・・・。

戦いたいのか僕。魔法剣士だなんて発症してるのか。のか!

もっと学園とか、貴族の三男とか、もっとあったよね?選択肢ないの・・・

「ほんとに夢?」「はい」『ワシは超越者の女神だからの別枠じゃ』

なんじゃそれじゃあ・・・

「目が覚めたら、消えてしまいますですか?」「はい」『ワシは消えんぞ』えっへん!

そうか消えるのか・・・いつ目覚めが来るかわからない。『女神様と呼べ』

どうする。冒険するか?告白するか?え??今だけ彼女になってもらえませんか?

告ってもいいが、断られる可能性を考えろ。自分の夢なのにこの惨状。


冒険して負けたら、目が覚めちゃう。名前も聞いてないのに?

デカかったからな、ヤツ獣人。怪力で一発KOだろ。

モブの僕はステータス低いだろ。魔法だって発動一種類ですからね。

断られて精神的ダメージで、即起床だ。寝覚め悪いぞきっと。


「女神様なら何とかできますか」「・・・・」『いや無理じゃな』ですよね

僕の夢なら、僕が変えれるはずだ。『やってみろ』ん?読まれた?

「出来るんですか?」『知らんけど』むむむ







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る