第3話 蓋を開ける
夢の創造主は「僕である」なら
この蓋の下にあるものは、決められるはず!
何にしようかな・・・
ゴゴゴゴッ「ん?」
ズンッ・・・バギバギュ「え?」「・・・・」
上を見た。上から見た。大きな頭が見える。
下から見上げると牙から滴る何かが・・・
ズルルル・・・ドチャ蓋に落ちてきた何かは、軟体で
上から「グワァ」と開いた音がして見上げてみれば
ギャァーーーー!っと近づいてくる大きな牙!「げっ!」
やばいやばうい!え?え?え?コレ
手を突いて躱そうとしたが、そこには地面が無かった・・・
ドン!「イテェー・・・」穴から落ちた?
穴から大きな目が、此方を探してる。目が合った!
穴から目が見えなくなったら指を突き入れてきた!ドン!ぐにゅ
「ウフォッ」腹に当たって息が・・・肺から空気が吐き出され
終わったな・・・と思う間もなく背中の感覚がフッと消えた。
更に下に落ちた
「大丈夫ですか?」「はい・・・」
不安そうにのぞき込む可愛いお顔が間近に「近いわ!」頬が紅潮する
ガンガン!上では穴を広げようとして叩いてるが、開かないのか
ガンガンと叩けど変化ない。「あ!」ドン!
穴を何かで塞いだのか?真っ暗になった。
「ライト」「三十秒間周辺を明るく照らし出せます」
ぼわんと周囲が明るくなった。
瓦礫の山の中で、俺の腹の上には可愛い隣人の女の子が座ってる。やわらかい・・・
「・・・・」「すいません・・・降りますね」ザンネンじゃないからね『ふむ』
そこで座りなおして、周囲を警戒しながら首を巡らせると、どうやら地下水道?
地下貯水池?かな・・・違うか。井戸の底って感じだな。
「魔物でいいんだよね?」「はい。体長10mの獣人かと思われます」
「襲われたよね?」「はい。餌と思われたようです」
「食われるの?」「はい。ガリガリと」
ガリガリと生きたまま食われるのか・・・危ないというか世紀末か!
どうする。こういう時の知識的には、抜け穴があるはずなんだが
周囲を見ようとしたら、フッって暗くなった!
「ライト」「三十秒間周辺を明るく照らし出せます」
もう解ったから。だけど止めるまで言うのだろうか
「解説は三回までとなっております」「・・・」
はい、後ろに桶が見えます。紐が上に伸び井戸につながっていそうです。
はい、登れば外に行けそうです。獣人も漏れなく付いてきます。
だよね。
井戸は枯れてそのままって事だろうか。誰かが使っていたんだよな
獣人が来て放置ってことも考えれる。何時から枯れたんだろうか
これで水があったら溺れてた訳で助かった?
定番では水が流れてきて、仕方なく井戸を上がるんだろうけど
静かに耳を澄ますけれど、何も聞こえない。
さて、選択は三つ
①井戸を登る
②さらに奥に進む
③魔法を使う
簡単だ。③+①だ
魔法で井戸を登る。さすが魔法のある世界という事だ。
「ジャンプ」「脚力強化120%、飛びます」
ビュン!隣人を抱え込みながら井戸を駆け上がります『うほーい』
奥に何かあるかもしれないのにね❤
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