第12話 防衛戦
次の日の朝になると
「やっぱり寄って来ましたよ!」
「近くにあったんだろ!?!?ならどうせ来た…」
「そんなことより魔除けを作ってください!」
「はいー!」
フォキが徹夜をして魔力増強剤を作ったせいで…
「集まってきたじゃないですか!」
「集まってきたのを討伐しに行くんだよ」
「じゃあ行こうかユキちゃん」
フォキって思ったより怖いんだよな…
「ご主人さま!加勢します!」
「ありがと!」
「行くんだよ」
「ユキ!門を固められる?」
「分かったんだよ!」
「スノーパレード!」
「退避ー!!」
騎士たちが後ろへ下がる
「騎士団の人たちー!南門をお願いします!」
「お前らー!行くぞー!」
「ユキちゃん!門の向こういけますか!」
「わかっただよ!」
「スノーチャクラム!」
10個ほど円盤を作り相手に飛して斬りつける
「ユキちゃん!数は少ないから焦らないで!」
「ユキ!ドラゴンがいるよ!」
「地上は任せただよ!」
雪で飛んで向かおう
「スノーアタック!」
立っているの雪から無数の雪玉を投げつける
雪玉といえどこれだけ投げつければ落ちるだろう
「まだ落ちないか、ならこれで…」
「スノーキャノン!」
特大の雪の塊を作り特大の魔法を放った
「雪玉の大きさは直径5メートル…流石に…」
[龍踊り:水が踊るように形状を変えて]
ん?あれは…スノーキャノンを相殺している!
よく見たら水の龍だ…って事は砂漠から!?
砂漠では生き残るために水魔法を覚える魔物が多い
「遥か遠くから来たのか…」
「雪魔法3重詠唱」
「ケベックウィンターカーニバル!」
周りに10メートル大の雪の塊を作り
[グオ!]
スノーキャノンを発射する技だ
雪の塊の数はおおよそ24個その全てから巨大なスノーキャノンを放つ、ただじゃ済まないだろう
[グオ…オ]
落ちたな
早く戻らないと…その前に
「融解」
「魔石を回収しないと…」
「こっちは全滅させました!」
「おっけ!こっちお願い!」
「どんだけ数がいるの!?」
「いつの間にか増えてます!」
「ご主人さま!雪を溶かされています!」
「そりゃ炎は基本魔法だもんね…なら」
「ファイアプレース!」
「この魔法も意外と長く続かない!」
「アグシさーん!魔力増強ポーションできました」
「ありがと!早速飲む!」
魔力が増えた気がする
「推定500体!ご主人さま!これは勝てません!」
「いや…いける!」
「火祭」
魔物達の下から火柱が上がる
その数は数え切れないほどあった
「…」
「まるで終末のような…光景ですね」
「やっぱりご主人さまって強いんですね」
「何だこいつ!」
この姿のままじゃだめだ!うさぎに戻ろう
[あんた…強すぎるだろ]
[ほう…魔物だったのか]
[自己紹介をしようではないか]
[私はユキただの魔物さ]
[私はかつて終末の龍と言われた水龍だ]
[名をオケアノスと申す]
―――「はぁ!?あいつ何やってんの??」
ちょっとした秘密コーナー
好感度編〜その5〜
ガサエスの場合
ユキ 「まあまあ知り合い程度?」
数値 40
知り合い程度
アグシ 「迷惑かけたら切り捨てる」
数値 35
普通くらい
パラガス 「嫌い、うざい、どっか行け」
数値 9
嫌い
フォキ 「まぁ…はい、ははっ…」
数値 27
ちょっと嫌い
ガサエスのコメント
「なんでそんな数値低いの!?!?」
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