第7話 心当たり
ギルドに依頼を受けに行ったら…
"急募!大量の魔物発生!北の森にて目撃情報!"
という依頼があった
「魔物の数は推定200体か…」
見覚えがある…
「スタンピードだね」
なんでもゴブリンを取り仕切っているゴブリンキングの魔石で依頼達成判定とのこと
「すでに9人の冒険者が向かっているね」
「俺たちもこの以来受けるか」
「そうだね」
歩いて20分村からかなり近いところで戦っている
「私達も加勢しまーす!」
「ユキちゃんは上からサポートを」
「パラガス様は正面を私は裏を取ります」
「ご主人さまは後衛をお願いします」
「分かった」
優秀な指揮官だ
「ユキちゃん!敵は60体しかいないよ!」
「他の冒険者は撤退したから!」
「分かった!」[分かった!]
「炎魔法重ねがけ!」
「ファイアバーストの派生!」
「フレアバースト!」
直径5メートルほどを消し飛ばした
[雪魔法重ねがけ!]
[アイスエイジ]
辺り一帯を凍らせる!
今ので40体は減っただろうか
「残りは雑魚とAE種のゲルマジだけです!」
「獣人拳術!開花!」
ゲルマジの弱点だけを狙い殴っている…見事なものだ
「帝国流剣術!破城槌!」
ゲルマジに斬撃が直で当たった
「ユキ!ゲルマジにスノーパレードを!」
[スノーパレード]
動きを封じたがここからどうするんだ?
「その炎は太陽の如き暑さを誇り…」
「閃光のように貫く…」
「フレアバーストの更に上!」
「炎魔法3重詠唱!!」
その瞬間パラガスやフォキはその場から逃げた
「サンバースト!!!」
その閃光のような光はゲルマジに当たり直径10メートルのクレーターを作った
「はぁーっ…」
「ご主人さま!大丈夫ですか!?」
「大丈夫だよ、ただの魔力切れ…」
「すぐ宿に戻りましょう!パラガス様、おんぶできますか?魔石は回収しました」
こっちだってかなり魔力を消費した…一眠りくらいしたいも…のだ…
「ユキ!出発だよ!」
「やっと起きた…昨日からずっと寝てたんだよ?」
そんなに眠っていたのか?
「ユキちゃんも結構頑張ってましたもんね」
「おれ少しダメージ与えることしかできねぇよ」
「いえいえパラガス様も立派ですよ」
「そこでお世辞言われると悲しくなるな」
いつも通りだな、話を聞くと…
スタンピードを止めて村の人や馬車の人にとんでもなく感謝されたそうな
「あとうさぎもやっぱりとんでもねーな」
「あの数を一気に凍らせるだなんて…」
[あれくらい普通だよ]
「ご主人さまー!そろそろ乗ってくださーい!」
「じゃあこの村ともおさらばだね」
それから馬車は無事に出発次の街を目指す
―――「炎魔法3重詠唱か…面白い」
ちょっとした秘密コーナー
みんなの一人称編
ユキ 私
アグシ 私
パラガス 俺
フォキ 私
みんなの性格編
ユキ 少し気が強め
アグシ 我が強い
パラガス 落ち着いている、その場の雰囲気に流さ
れがち
フォキ 普段おとなしいけど言葉より体が動く
事がある
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