第6話 目的の為なら…
アグシがフォキの腕に…
「ファイア」
ちょ!?
[スノーボー…!]
「大丈夫よユキ」
フォキの右腕の肌が焼けた
「フォキちゃん!大丈夫か!!」
フォキが痛さのあまりうずくまる
この馬車に乗っていた他3人が悲鳴を上げる
「おいあんた!何故皮膚を焼い…」
アグシがヒールポーションを取り出した
「まさかあんた…荒療治がすぎるぞ…」
どうゆうことだ?
「これを飲んで、フォキ」
フォキがそれを飲み焼けた皮膚が治る…と
「え…?魔法陣が…」
「なるほどな…」
「魔法陣は入れ墨で入れてあるから
それを焼いてしまえば消える…」
そうゆうこと!?
フォキは痛さのあまり半泣きだ
「上級魔法使いじゃないと解けないレベルだから仕方ないことなんだよ」
「ひどいです…アグシさん…」
「主人呼びじゃないってことは解けたね」
「ほんとだ…敬語をつけなくても喋られる…」
「直し方は人道的にどうなんだ…」
「ご主人さまありがとうございます!」
「命の恩人です!」
「…なんでまた主人呼び?」
「自らの意思で奴隷になろうかなって…」
「ならせめてメイドとかにして欲しいよ」
「なら私は専属メイドです!」
「もうそれでいいよ…」
しばらく経った頃…
私達は村についた滞在期間2日
また二泊三日だ
「そういえばアグシさんや」
「なに?」
「なんでこんなに馬車が多いんだい?」
「この次の街でスイーツフェスがあるんだよ」
「なるほどな」
「君かわいいねぇ!」
フォキがナンパされている
「いや…えっと…」
「いいじゃんちょっと付き合ってよ」
「ごめんなさい!」
「ぶふぉ!!」
おぉー顔をぶん殴った
「フォキ!」
アグシがフォキの腕を掴みギルドに急ぐ
「はい、ではこちらで冒険者登録と
パーティ登録は終了となります」
「ありがとうございます」
「いやーフォキちゃんあんなことができるとは…」
「ご主人さまの前であんな無礼…」
「気にしなくていいよそれより依頼いこ」
「はい!」
村の近くの森にて…
ここにB級モンスターがいるらしい
「ユキちゃんかわいいねぇ」
[照れるな…]
「照れなくていいんだよ」
[ん?]
「どうしたの?」
[もしかして言葉が通じる?]
「通じるよ」
「フォキちゃん誰と話してるの?」
「ユキちゃんとだよ?」
「私は半分動物だから
話せなくとも理解できるんだと思う」
「なるほどな」
「情報だともう少し進んだらいるはずだ」
「情報によれば100束のツルがまとまって動いているような魔物らしい」
「もう目の前にいるけど」
へ?「へ?」
「フレア」
フォキを掴もうとしたつるを焼き切った
[スノーパレード][ブリザード]
スノーパレードで相手の動きを封じたあとブリザードで雪属性の竜巻を起こした
「おいおいこれは異常だぞ」
「ご主人さま!パラガス様と一緒に畳み掛けます」
「わかった!こっちで準備する!」
「獣人拳術!乱れつる!」
「追撃する!」
フォキがつるのように殴った後をなぞるようにパラガスの剣が切り裂く
「ユキ!足止めできる?」
「うさぎ!あいつの弱点は一番上の人食い花だ!」
[雪魔法重ねがけ!]
[ブリザードワールド!]
これは対象に竜巻が当たった場合当たった場所から凍らせる!
「ナイスユキ!行くよ!」
「炎魔法重ねがけ!」
「ファイアフィールド!!」
これはファイアプレースの上位互換
指定の場所を中心に焼き尽くす魔法だ
大きく唸り声を上げへたり込む
「よし!」
さっきからフォキが放心して…
「ユキちゃん!今の何!!」
[雪魔法重ねがけ?]
「それ!」
「雪魔法って水魔法と白魔法2個を使う超難度技なんだよ!」
「重ねがけってことは魔法を6っこ…」
「フォキ!戻るよ!」
「大量の魔物が!」
なんとか逃げ切り…宿にて
「ユキちゃん!あなたってH種なの!?」
[そうだよ]
「だからあんなとんでも技を…」
「水魔法と水を固める魔法とできた氷を削る魔法を使ってできる雪魔法…それを重ねがけ…」
「ユキちゃんのほうがよっぽどとんでもないよ…」
「そんなことよりも」
「また明日依頼を受けようか!」
「次の馬車代も必要だし」
―――「うさぎも興味深いわね…」
ちょっとした秘密コーナー
みんなの大きさ編
ユキ 片手に収まるサイズ
横10センチ 縦5センチ 奥12センチ
アグシ・ノース ちょっと小さめ
身長159センチ
パラガス でけぇ
身長175センチ
フォキ 低身長のほうが好き
身長 145センチ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます