第4話 神様としての初仕事!?
この1ヶ月間神として成長することだけを考えていた
まず最初に 経験値増加 というスキルを作り成長するための土台を作った 経験値増加とはあらゆる面での経験が何倍にも自分の糧になるというものだ これにより効率的に成長できたと思う
そうして他にも沢山のスキルを作り、神として地球を守れるように成長した
そうすると色々わかったことがある この地球上には普通の人間とは異なるいわゆる悪魔や異能者という者がいるらしい
俺のスキルの中に世界検索というスキルがある
知りたいものを思うだけでこの世で知れるものは全て頭の中でわかるというものだ
逆にこの地球上では分からないものは世界検索のスキルでは調べることが出来ない
そこの弱点を補うのが 全知全能(小)というものだ 完璧な全知全能には劣るがある程度のことが分かるようになるし出来るようにもなる
この2つのスキルを使いその存在を知ることが出来た
調べた中では地球上でいちばん強い生物でも俺の半分にも満たない
だが地球上にいなくてもこの世界にはもっと恐ろしい者がいる可能性もある
油断はできないしこれからもこれ以上に強くなる必要がある
そしてその全ての神になったのが俺だ だからその全てを俺が管理する義務があると思っている
そして1か月前には出来なかった神力の放出ができるようになった 神力が1万を超えてから外に出せるようになった 神力を外に出しても中の神力は減らないし外に出した神力をなかに戻しても中の神力は増えない
ただ今身体の中にある神力の量を外に出せて自在に操れるというものだ
外に出した神力は結構自在に操ることが出来る
たとえば神力を体に纏い神力を見えないようにすれば俺も周りから見えないようになる
簡単な透明化だ
他には神力の匂いや色、性能効果なども自在に決められる
なかなか使えるものだ
「帰るか」
今の時刻は深夜の1時頃だ 俺の部屋に瞬間移動しても問題ないだろう
部屋に瞬間移動すると1か月前に召喚した分身が居た
「ああ、 本体戻ってきたのか」
「そうだ 今までお疲れ様 何か問題はなかったか?」
「大丈夫だ 特に問題なく過ごせた
というか本体どれだけ強くなったんだ底が見えない」
「そうか1か月前の俺の性能しかないのか とりあえず神と言っても
問題ない程度には成長したと思っている」
「そうか これからどうするかは決めているのか? 俺は消えた方がいいか?」
「あぁ ある程度は考えている 分身お前はそのまま学校を続けて欲しい
俺はこの地球の神として世の中に出ようと思っているからな」
「たしかに俺だったらそうするだろうな じゃあ神としての姿は変えたりするのか?」
「もちろんだ 前もって決めていた 老人風にしてみようと思う まだ考えている途中だがな」
「とりあえず分かった じゃあ俺はそのまま学校生活を過ごす
他には 家族の前に出るのはどうする 本体が出るか?」
「それは時と場合によって変えるつもりだ
だが基本俺が出るつもりだ あと分身お前に色々与えるものがある」
「何だ」
「共有というスキルで基本ステータスを本体の俺と合わせスキルもいくつか与える」
「ステータスはまだしもスキルもか?」
「あぁ 大体は学校生活には使わないかもしれないが 空腹無効 不老
などは持っていた方がいいだろう
基本俺が家にいる時は俺が動くつもりだしな」
「確かにな家では食事の機会が減るのか」
「お前は俺の分身なんだから最悪何も食べなくても良いだろう
とりあえず話し合いはこれくらいでいいだろう」
「部屋に誰か家族が入ってきた時二人いたら大変だろ それはどうするんだ?」
「山篭りしてた時に作ったちょうどいいスキルがある
空間制作 と 気配隠蔽 の組み合わせだ
これにより他の人間には見つけられない部屋が作れる 第2の部屋だと思えばいい」
「じゃあ俺はその第2の部屋に住むことにしよう」
よしこれで学校問題も解決した これで心配事なく神として動くことが出来る
どのような形で神として世の中に出るかは明日から考えることにしよう
とりあえず久しぶりに柔らかいベッドの感触を楽しむことにした
「ふぅ久しぶりの母親の料理はいいものだったな
分身はもう学校に向かったのか」
朝になり1ヶ月振りの母の料理を食べ部屋に戻ってきた
さて神としての初仕事を色々詰めることにしようか
まず第1目標は地球の発展だ 今の地球は危ういからな 核ミサイルなどの地球に害があるものが各国が保持しているのが問題だ それの対処も一気にやってしまおう そうして戦争などくだらない事を考える暇がないように面白く楽しいことをしてやろう
だかどうやって色々伝えようか やはり神として世に出るには日本政府に行くのが1番早いか
だか下手すると下手しなくても十中八九頭がおかしいと思われるだけで終わりそうだしな
全人類に伝わるのはやはり今は令和だしほとんどの人間はスマホを持っている 強制的にスマホやテレビ 電子機器がなくても伝わるように水溜まりの反射などもいいな全てに俺の映像が流れるようにして神として配信してみようか
うんそれが面白そうだ 神としての初仕事は楽しくなりそうだな
そして俺は形態変化を使い老人の姿になった
2025年8月1日 この日 地球にとって大きな転換日となった
8月1日12:00
それは突然起こった
あるものはスマホでSNSを見ていると突然画面が切り替わり真っ白な部屋の中にいる老人が映し出された
あるものはパソコンでゲームをしていると突然画面が切り替わり真っ白な部屋の中にいる老人が映し出された
あるものは電車に乗っていると窓に真っ白な部屋の中にいる老人が映し出された
あるものは 水溜まりで遊んでいると水溜まりがスクリーンのようになり真っ白な部屋の中にいる老人が映し出された
そうしてあるものは警戒をし あるものは何が起こるのかワクワクし あるものは酷く驚きながらその老人が何を起こすのか息を飲んで見ていた
《あーあーマイクテストマイクテスト》
《よし上手く聞こえているようじゃな》
《まず先に言っておこう儂はこの地球の神じゃ
この配信は全世界に同時に色々な場所で流れておる 全ての物が見れるようにな》
《前振りはこのくらいにしておいて本題じゃ
ここ数百年悪い方向に地球が発展しておるからの ちょいと軌道修正をしよう思ったのが始まりじゃ そのため色々地球をアップデートしようと思ったのじゃ》
《事前告知もなしにいきなり地球の理を変えるのも酷な話だと思ったからのお主ら人間に準備期間を与えようと思ったのじゃ》
《皆の者も色々聞きたいことはあるじゃろうが質問はなしじゃ》
《わしは戦争というものが嫌いでな 核兵器類は全て没収じゃ》
《とりあえず挨拶はこのくらいにしとくかの》
《2678400秒後にまた配信するからの
日本時間で9月1日12:00きっかりじゃ
それまで待っとくのじゃ》
《それじゃあの》
そうして神としての初仕事は終わったのだった
〜〜〜各国の様子〜〜〜
日本
「警察庁から報告です!」
若手官僚が血相変えて入ってくる。
「全国で同時多発的に同様の放送が始まりました。公共・民放問わず……全て同じチャンネルに切り替わっていました!」
「なんということだ! 今すぐ緊急官僚会議を開く!準備をしたまえ!」
「はい! わかりました!」
「まさか他国からのサイバーテロか?、、、」
返事が帰ってくる訳もなく 総理の言葉だけが木霊するだけだった
アメリカ
ペンタゴンから直接送信されたリアルタイム映像を前に、国家情報長官(DNI)が言葉を詰まらせた。
「これは……CGではありません。すべての監視カメラと衛星からの同時映像です」
大統領補佐官が時計を見て言った。
「国防総省のサーバーは完全にダウンしました。FBIもCIAも接続不能です」
大統領は思わず呟いた
「なんということだ。あれは本当に神だとでも言うのか」
中国
北京の紫禁城近くにある外務省庁舎は、深夜にもかかわらず明かりが消えることはなかった
「これは歴史的瞬間だ」
外交部報道局長は、テレビ画面に映る奇妙な光景を見つめながら呟いた。
「我々はどう対応すべきだと思いますか?」
次官補が尋ねた
外交部報道局長は長い沈黙の後
「まず、これは政治的に利用できる」
と断言した
「我が国の科学技術力が他国より進んでいることを示す絶好の機会かもしれない。」
各国それぞれが動き始めていた
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政府のあれこれとかよく分からないのでAIに手伝ってもらい手直しをしました
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