「いいね」の先にあるのは光か、それとも——
- ★★★ Excellent!!!
ダンジョンと配信文化が融合した世界で、二人の女子大生が選んだのは「死」を映す生き方。友人ルーシーの壮絶な最期を配信したアリサは、その日からバズと倫理のはざまで揺れ動く。視聴者数が増えるたび、心拍数も上がる。コメント欄が荒れるたび、次の配信への衝動が膨らんでいく。
「数字が正義」とささやく亡き友の声に導かれ、アリサは今日もダンジョンの暗がりで誰かの悲鳴を待っている。助けるべきか、撮るべきか。その選択の先に待つものは——