5日目 私はサンタだ
世間はクリスマス。街のいたるところは赤と緑で彩られ。その中にピンポイントスマス。街のいたるところは赤と緑で彩られ。その中にピンポイントで金色や銀色が散りばめられている。それらをまじまじと観察しながらお店へと向かう。
頭の中は仕事のことでいっぱいだ。土日に向けて店内をクリスマス用に飾り付けなければならない。イベントごとは大好きだ。やれるなら全部やりたい。この前のハロウィンも気合を入れていろいろなPOPを作ったり切り抜きをしたり。細かい作業は苦手だけれど、周りが賑やかになっていく様を見るのが楽しくてついつい夢中になってしまう。
昨日から始めた作業なのだけれど、一日で終えるつもりがついつい長引いてしまい。気が付けば閉店時間。仕舞には明日もやっていから今日は帰りなさいと上司に苦言を呈されてしまった。
それでも春は楽しくて仕方がなかった。やることが決まっていて。それに熱中しているときはやっぱり楽しいと思える。一昨日までの気分がウソみたいだ。
としくんからの返信は見ていない。多分来ているけれど、見ないようにしている。 一度でも見てしまえばまた楽しくなくなってしまいそう。
だから余計なことを考えなくてよい作業は気が楽だった。
これから忙しくなる時期でもある。子供向けの本もよく売れるし、プレゼント用の高級文房具だって売れる。普段使いのもであればカレンダーやスケジュール帳など。12月は普段に比べて売り上げは伸びる。仕事に集中しなくちゃいけない時期。
それでいい。それがいいのだ。と春は自分を鼓舞しながら歩く。週末を乗りければ月曜日は休み。余計なことはその時に考えればいい。考えたくなかった休んでもいい。
まるで呪文のように頭の中で反芻し続ける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます