【後悔（こうかい）】

という言葉を、あなた様はどう感じるでしょうか？

｢なんか後（うし）ろめたい感じがするな。｣

｢ちょっと、どんよりした気持ちになるかも。｣

そう感じる方もいるかもしれません。

感じ方は人それぞれです。

この言葉をどう感じるかに、正解も不正解も

ありません。

ここからは、私の気持ちをお話したいと思います。

私は【後悔】という言葉を聞くと、こう思います。

　　　『あとで悔（く）やむことができる私

　　　　　であってよかった。』

　　　　　　　　と。

生きていると本当にいろいろなことがありますよね。

特に、やはり【人（ひと）】と関わることは、

なにかしらの問題に、必ず直面するのでは

ないかと思います。

その中で、人はもしかすると、【人間関係】の事で悩むことが一番多いのかもしれません。

繊細（せんさい）で優しい人は特に、些細（ささい）なことでも人一番（ひといちばん）気が付いたり、様々な感情をたくさん受け止めることが多いのではないかと思います。

例えば、普段のさりげない、

人との会話のやりとりや、自分の行動について。

『あぁ言っちゃったけど、なんだかもやもやする。』

『あんなこと、話さなければよかった。』

『そんな話、聞（き）きたくないな。』

『なんであの時動かなかったんだろう。』

『私がやればよかったのかな。』

私は思います。

あとで少しでも、

もやもやしたことをなかったことにせず、

少しでも向き合えた私自身。

本当に嫌だけど、頭で回想して、同じことが

起（お）きないように、対策を考えることができた　私自身。

そしてあなた様のこと。

なんて優しい人なんだろうと。

そう思えるだけで、

向き合えるだけで、

私もあなた様も

とても素晴らしいです。

もしも、後悔せずに何も感じることができない自分だった時。

きっと同じことをずっと繰り返して、

いつか取り返しのつかないことになるかもしれませんし、それはもう、本当の自分自身じゃないかもしれません。

そんなことが怖いです。

こんな私の考えを、なんて甘いんだと感じる方もいるかもしれません。

それでも思います。

私は優しい自分自身に甘々（あまあま）でありたいです。

こんな柔（やわ）らかい自分自身の心を一生、

失わないように。

生きているといろいろなことがあって、

後悔して心が痛い時なんてめちゃくちゃあるけれど。

理不尽（りふじん）なことばかりで、

繊細で優しい人ばかりが狙（ねら）われて、

押し潰（つぶ）されてしまいそうな時でも。

今日も生きている私も、あなた様も、

かけがえのない存在で、

本当に素晴らしいです。

とある後悔をずっと引きずって、いろいろと考えすぎてしまう夜、、、。

そんな経験ありませんか？

私は、すごくあります。

いろいろと考えてしまうんですよね。

頭から消し去ろうとしても、なかなかその

後悔したことが消えてくれない時がありますよね。

でも、これだけは信じてほしいです。

あまり悩みすぎなくてきっと全然大丈夫です。

悩むことは、それほど自分の中でその問題と

向き合って、戦っているということです。

もう、本当にすごいことです。

あなたは、優しくて素晴らしい人です。

だからこそ、あなたの優しい心を守るために。

その尊いあなたを失くさないように。

どうか、あまり無理をしすぎないでください。

私でよければ、なんでも聞きます。

心の中で糸電話を結んで、お話しましょう。

ぬくぬくと、温かいお布団の中で、

目を瞑ってから、今日起きた嫌なことを思い出すよりも、私とのんびりお話しましょう。

そして、温（あたた）かい、優しい味のココアを一緒に飲みながら、ハイタッチがしたいです。

　　　　　　『大丈夫だよ』

　　　そうあなた様に声をかけます。