第7話 匂い
女上司はとても匂いがすごく甘い匂いが広範囲に渡ってする
残り香もすごい残る
見てなくてもいるかいないかわかるくらい
オフィスの無風の環境で半径20m以内は範囲だと思う
結構話すようになってきたのでここで聞いてみようと思った
タイミングだけ間違わないように気分よく会話してる時に不意に聞いてみた
「あの、香水とかってされてます?」
「してなーい」
予想通りの解答だったのですぐに
「はい、柔軟剤ですね、何使われてます?」
と聞くとえ?という顔をした
「いや、結構匂い遠くからでもわかるし特殊なんで」
あまり触れられたくなかったのか
「してないーい、してなーい」
と言いながら向こうに行ってしまった
まぁいいや、と次に向かったのがB女上司のとこ
と思ったら何か用がありこちらに来てた
渡す物があるとの事で取りにどこかに行かれたがその間に隠れてみようという発想になった
多分私がそういう事するとは誰も思わないから
声かけられた場所でほどよい場所があったので待機
音で近くに来た事がわかった
「あれ!?」って言いながらぶつぶつ言ってたので待たせずすぐに出た
「あっ、もう!!w」
と意外にも怒られず
それどころかとても良い感触だったのが意外だった
「も〜うw何やってるんですかっw」っていつもより絡んでくる
「すみません、あまりにも待たされて遅かったんでw」
なんて言ってみた
というのが表向きの作戦
こうしてる間に距離が詰まってるので匂いをしっかりと確認してみた
こちらも女上司とは正反対で控えめでいてさっぱりとした匂い
ただこの2人(それだけではないと思われるが)には本当に感謝
おかげで疎まれてる男性たちからの嫌がらせがかなり抑えられてるような気がする
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