第8話 チョロチョロ近くを通る女性

今年の夏も暑かった

記憶にまだ新しいとは思う

すれ違ってすぐに顔色悪い女性に声をかけた

そんな話をどこか手前の章の話に載せた

それから仲良くなったが少し気難しい人と思っていたがどんどん自分のプライベートな話をしてくれる

そんな話聞いてていのか?と思うような事もさらっと話してくれる

そんな特殊な会話にもついてくる私に興味がわいてるらしい

「何者なんですか?」

そう聞かれたがどう聞かれても普通より少し下の者としか答えれない


そして時は10月後半だったような気がするあたり

いつもと違うような服と化粧と髪型だなと感じていた

一瞬見ただけでそう思った

あれ以来(熱中症)私の服装に似た物を着てるような気がしてたがその日は違った

よくわからないのでしばらく放置

目の前を通って目を合わせて来たが放置

下手して機嫌悪くしても良くないから


しばらく忙しく自分の事をやってたら視界の端に彼女が現れた

後ろに手を組んでてこっちを見てすぐに引き返して行った

その行動を見てピンと来た

何かを見て欲しいのは確実

服の色から何か感じていたが後ろ姿見て確信に変わった

すぐに追いかけて声がけした

「〇〇さんそれ素敵な服ですね、〇〇〇〇じゃないですか」と伝えた

すると「そうですよ、誰も気が付かないんだから〜」とやや反応は良さそう

「もっとアピールしないと中途半端が一番絡みづらいですよ」と自分にしてはよくしゃべった

そう、ハロウィーン

そんな日本独特に変形した行事もあったなと気が付く

チラチラと見せてくるように近くに来るなら最初から言ってくれたらな、と思った


体調MAXに悪い時期だったような気がする

なので意識が朦朧とする事が多く

目がチカチカして地面が近づいてくる時が度々あった

でも、

そんな時だから、そんな時こそ周り見て気が付く事や気が付ける事ないか探さないとって思った

とりあえず服装とか気が付いて声がけできてよかった日

その1つできるできないで話は変わってくる

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