46日目 理不尽に生き、理不尽に4ぬ


 統合戦略は良くも悪くも運ゲーです。もし常識を疑うような理不尽を押しつけられて通信途絶した際は、思いつく限りの罵詈雑言を浴びせ返してあげましょう。これも、れっきとしたローグライクの嗜みでございますわ。

 歳ローグ理不尽集、はーじーまーるーよー(宇宙お掃除並感)。


 ローグ特有のランダムデメリット要素――歳時はどれも嫌らしいです。しかも効果は永続。パラダイムシフトのように取り除けないので、歳の機嫌一つで、あっという間にゲームオーバーになる危険性があります。


 特にお札つけられる奴が嫌いです。たしか『戌』だったと思います。犬は犬でも狂犬じみた嫌がらせをしてきます。

 敵の先行制圧や素早い初動に対抗するためには、こちらも急いで戦線を立ち上げないといけません。しかし、お札を貼りつけられたオペレーターは、スキル封印と攻撃速度低下を付与されます。つまり『戌』とは、肝心な初動を潰しにかかる致命的なデバフなのです。

 平和とは、つまりまったくそれでよいのだ。……いいわけねーだろ!


 百歩譲ってこのデバフを許すとしましょう。しかしあるとき、『戌』発動中の隘路の衝突にて、ウィシャデルを配置した瞬間に敗北した時は、さすがに???????????ってなりました。

 調べたら、ウィシャデルに貼りつくはずだったお札が、彼女の迷彩のせいですり抜けて、そのまま防衛ラインに入ったので敗北判定になったらしいです。

 いや、わかるか! そんなん!

 おぉ……理不尽……これぞまさに理不尽!


 ついでに隘路の衝突に関連した話を一つします。

 隘路の衝突を解放しない勢が一定数いるみたいですが、普通に解放したほうがお得だと思います。チケットはともかく、通宝二枚とか秘宝の類をローリスクハイリターンで獲得できるので、通常の戦闘よりも楽して稼げるんですよ。起死回生の起点にも全然なりえます。

 オペレーターの制限というナーフこそ入っていますが、サルカズローグの時と違って左側の敵(簡単なお題)を選ぶメリットも生まれましたし、そもそも失敗してもペナルティはなしなので、美味しいマスだと思います。


 あくまでエンディングに関係しない要素だから解放しなくていいって情報が、いつの間にか、美味しくないマスだから解放しなくていい、というふうに誤った情報になって伝わったのでは?

 情報は自分の目で見て、しっかりと吟味しよう! 他人の言うことを鵜呑みにしちゃダメだぞ! ドクターとの約束ね!(提案)


 次、初期SP減少の重ねがけをやめてください。歳時『未』の初期SP30%減少と、6裏エンドフラグ秘宝の初期SP50%減少が合わさると何が起きると思いますか? 激渋ローグがはじまります。

 そこにさらに配置時お札がペタッと付いたときには、もう、ね……。それまで気分良く探索していたのに、すべて台無しにさせられます……。


 直近5〜6回の歳時が全部コレのせいで、てんてこ舞いにされてます。

 この歳時の偏りがすごい!!大賞2025、大賞受賞確定ですよ、これは!


 いやはや、人間の記憶とは都合がよいもので、嫌な記憶のほうが残りやすいのだそう。確かに統合戦略では、理不尽な目にあわされる機会は多いです。ですが、それと同じ数だけ上振れで楽しい気分にもしてくれるんです。


 雨が続いたあとの空には虹がかかると言うように、これらの理不尽に抗うだけの強力なバフや追い風も確かに用意されています。

 注意散漫型の赤い通宝とか、初期コスト+99とかはその最たる例です。歳ローグって通宝ゲーと言っても過言ではないくらい、通宝の価値が高いんです。

 運要素の振れ幅が激しいぶん、下振れしたときの理不尽感と同様に、上振れしたときのハジケっぷりは圧巻です。


 敵もデタラメやってくるけど、こっちも大概デタラメし返しているのだから、まあ理不尽はおあいこか……と、思うと、少しだけ心が寛容になれる気がします。

 一喜一憂、酸いも甘いも味わい尽くしてこそ、統合戦略プレイヤーの鑑と言えるでしょう。つまりドクターってみんなマゾってこと?

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