第4話、三年後に向けて・・・

さてとまず何よりも大切な事は味方を増やすことが最も重要な課題になっていく。


やはりと言うべきか斎藤利政様は美濃の蝮と呼ばれているだけに周りから嫌われまくっている。


逆に斎藤利政様を好かれている方が圧倒的に少ない・・・まあ、その少数派に俺が入っているのですけどね。


逆に敵はと言うとまずは美濃三人衆・・・って!?実家も当たり前のように入っている。


父上や兄上は滅茶苦茶に斎藤利政様のことを嫌っているので余計に困っている。


氏家家の中で斎藤利政様のことが好きなのはまさかの俺だけなのだ。


斎藤利政様、もう少しだけでも良いですから周りに気を使ってあげてくださいと思ってしまう程に味方など皆無。


しかも安藤家と深い関係を持つ竹中家も当たり前のように向こうにつくのであの天才軍師と呼ばれている竹中半兵衛を相手にしないとならないとか相当な難しい話だ。


しかも相手のほうが圧倒的に数が多いときて勝ち目などほとんど無しゲームなら負けイベントで処理をされるほどの劣勢な状況であるが劣勢な状況だからこそ相手が油断をする可能性があるのだ。


そこを上手く突くことが出来たらこちらにも勝ちこそは無理かもしれないが斎藤利政様を上手く尾張に逃がす時間は作れるかもしれない。


本当に少しも猶予はない勝負になってしまうけど生き残る可能性は十分と高くなるとして俺は行動を始めていた。


まあ、始めると言っても必要な道具など揃える為にお金を稼ぐことになるのだけどここは商人として稼いで行けばギリギリに間に合うと考えていた。


それでもしっかりと支度をして備えておけば相手を上手く撃退出来ると考えていたけどやはり支度をする道具もそうだし何よりも上手く罠を設置しないとならないので色々と問題点が多くあるがそれらをなんとかしないと勝てないことは承知しているので頑張るしかなかった。


具体的な考えだとやはりここは劣勢な状況になることが予想されるのでまずは火計と水計の2つを使うしかない。


古来より数の圧倒的な戦力を埋めるのに使われるのは火または水だから。


三国志で例えるなら周瑜や陸遜の火計であり史記で言えば韓信の楚の援軍を一瞬で壊滅させたあの時がそうだ。


どんな環境でも勝つ可能性はあるし逆に言えばどんな時でも負ける可能性があると言う事だ。


油断は命取りになる、それも恐らくであるが美濃の蝮と呼ばれている斎藤利政様は他国からも恐れられているので下手にすると連合で来る可能性もなくもない。


特に浅井と朝倉は斎藤利政様に対して苦い思い出があるので来る可能性が高いし何なら隣国の六角氏もこれを良い機会だとして美濃に進出してくるかも知れないから余計に美濃は大混乱になってしまうだろう。


そうなれば美濃は荒れ果て民たちも困ってしまう。だからこそなんとしても勝ちを拾っておきたいのだ・・・でもさ、いくら何でも多くない?


やはり歴史に悪党と名前が残る人は敵が多いよな、宇喜多直家も敵は多かったけど家臣たちからは滅茶苦茶に慕われていたのだよな。


暗殺に向かわせた部下を見捨てずにしっかりと報酬を与えたりしているからやはり普通の悪党とは違うよな。


まあ、宇喜多直家は過去があまりにも悲惨な過去な事もありそれも要因かもしれないけどなんせその宇喜多直家の息子は滅茶苦茶に純粋な人物だった事も考えるに宇喜多直家も最初はそうだったのではないかと考えている。


戦国の世が彼を変えてしまったと言えるかもな、やはり乱世は良くないよな・・・さてとそんなことを行っている場合だはなく俺はしっかりとしてお金を稼いでいた。


幸いな事にここにはお金を稼ぐ方法がいくつもありそうやってお金を増やしていた。


その増やしたお金で物もそうだけど後は野盗たちも買収をしようとしていた。


けれども命を懸けるとしたら少しばかり躊躇うことになるのは必然なので報酬をもらえる上に旨い話を用意する必要がある。


その旨い話とはそれは戦場後に死体からたくさん物を奪える事を教えておく。


そう、俺が考えている計略で敵を一網打尽にさせる事も可能でありその時に偽兵がほしいのでそれを演じてほしいのだ。


なので別に戦う必要はないのでとても乗りやすいと考えている、それに相手が豪華な相手なればその遺品もかなりの価値になるだろうと思われるのでここは一獲千金として野盗たちも乗ってくると考えている。


それとは別に俺個人でも偽兵がいるように見せかける作戦は考えているのだけどここまで色々と偽兵をすれば相手は織田軍からの援軍が到着したとして混乱するし何よりも織田軍以外も援軍に来ていたら更に大混乱を引き起こすだろう。


それが一番有効的なのは・・・三好家が一番、効果的だろう。六角氏や浅井氏など三好が斎藤利政様の援軍に来ているとしれたら背後が心配になり戦いどころではなくなってしまうからな。


それも半分ぐらいは偽りにさせるつもりだけどそれを信用させる為に俺はある人に協力を求める事にしたのであった。


そう、戦国3大悪党、斎藤利政様、宇喜多直家、中には北条早雲が入るけど俺はそんな事はないと思っているが最後の一人はこの悪党たちよりも知名が高くなおかつ三好に属している松永久秀の元に協力をお願いしようとしていた。


普通なら絶対に協力をしてくれないのだけど余程の対価を払えば必ず松永久秀は動いてくれる。


本当に悪魔の契約みたいに対価こそは大きいけどそんなところはしっかりとやってくれるので俺は松永久秀を動かす為にある品物を持ちながら畿内にいる松永久秀の元に斎藤利政様に畿内でお金を稼ぎと情勢を調べてくると多少の嘘をついて向かうのだった。


実は野盗から助けた上に病で苦しんでいたその堺の商人の子供を救い出してくれたお礼としてある茶器を譲り受けていた。


薬など薬草など昔に何となく勉強をしておいて助かったと前世の俺に感謝をしていたのは言うまでもない。


何かと平べったい釜みたいな茶器でこれはもしかしてと思いながらそれを松永久秀に渡す事によって俺は三好軍を動かそうと計画に入れているのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る