俺、気づく

お互いの体を洗い合ったりしてなんとか風呂からは抜け出してきた俺であったのだが、そんな中で俺は気づいてしまったのかもしれない

こいつはもしかしたら俺のルームメイトになりたいのかもしれない つ・ま・り・俺のことが好きなんじゃないかと!

ガチャリ

お、ちょうど出てきた。言ったとおり俺の服を着ている

さて、ここで第3の問題が発生する。それはスペース(宇宙ではなく、空間のこと)だ。もし 人間の姿のままで寝たい なんて言い出したらベット一つに2人も入れるはずがないのだ。

もし入れたとしても体が密着することは避けられない。


「力ぃ、私 人間のまま寝たい〜」


いったそばから言うんかい!


「じゃあ俺床で寝るからお前はベッドで寝ろよ」


こう見えてもレディーファーストなのだ


「二人でベッドで寝ればいいじゃーん」


ほほう、これは俺の予想が当たったのではないのか?

だが俺は巨乳より貧乳派なのであまり嬉しくないのだが

まぁでも、巨乳が嫌いなわけでもないので特別にOKする


「…まぁいいけど」

「ヤッタあ!(ニヤリ)」


ん、ニヤリ?まあいいか


寝る

「さて、寝ますかねー」

バサッ

布団をかぶる。

このかぶった直後のひんやりしてるのが気持ちいいのだ(冬でも)

モゾモゾ

お、入ってきた

こ、このいい匂いはもしかして 女の子の謎のいい匂いなのか!?

このふんわりと香るいい匂いがたまらないと、俺は思う

ゴソゴソ

ん?なにか違和感が・・・

さわさわ

は!こいつ、俺の体を触ってきてやがる!!

こいつ、俺のことが好きなわけじゃなかったんだ!ただの痴女だったんだ!

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超能力者も大変 @minnnanakama

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