人生ラグだらけ

今日は予定通りレポートを進めることが出来た。もう終わらないのではないかと思えたが、1日真剣に取り組めば何とか終わりが見えてきそうなところまでたどり着くことができた。


家に帰ってきて恋人と通話をした。昨日は折り返しの電話を待っている途中で私が寝落ちてしまったため、1日あけての通話だった。予め話す内容をいくつか考えてきていたから、途中まではとても楽しく話すことが出来た。けれど、途中で「次いつ会える?」と聞いたのをきっかけに、楽しい気持ちは萎んでいってしまった。



「土曜日か日曜日会えるよ」

「どっちがいいかな?土曜日は観たいテレビがあるから日曜日がいいんだけど」

「うーんまあ金曜日決めれば良くね?」

「え、今決めようよ」

「あーはいはい、じゃあ日曜日でー。」

「なにその言い方」

「うーんじゃあ、土曜日は観たいテレビがあるし、日曜日にしない?(いつもより高めの作った声)」

「なにそれ、もういいよ。今週は会わない」

「え、拗ねてる?かわいい(笑)だって土曜日でも日曜日でもいいんだもん、どっちでも。会えればよくない?俺は会えるだけで満足だよ」

「(嘘にしか聞こえなかった)いいよ、会わない」

「あーめんどくさ(笑)(って言った後に楽しそうに笑ってた。いつもこういう感じ、なんかズレてる)」



私は当日、前日の夜に予定が決まるのがあまり得意ではない。その日に合わせて事前に動いておきたいからだ。先に決めておきたいと伝えたら面倒くさそうに流すように日曜日を提案されたのも傷ついたし、それを拗ねている、かわいいと解釈されたのもムカついた。でもそれを言ったところで、めんどくさいでしかないだろうし、実際に言われたし。


自分が面倒臭い人間であることは理解している。それなら面倒臭い人間なりに面倒くさいと思わせないように接するべきなのもわかっている。でも、それでも恋人にあしらわれるような態度を取られても冷静な態度でいられるような人間では無いのだ。


傷ついたことを言えないまま、嫌な態度をとっておやすみと告げて通話を切ってしまった。私は今日も面倒臭い人間ランキング1位を維持したまま寝ることになるのだろう。なんて滑稽なんだろうか。



恋人がのらりくらりでその日の気分で動く人間ということは理解している。けれど、どっちでもいいだとか、どっちか会うでよくない?という私からしたら投げやりな姿勢が嫌だった。金曜日確実に話せるかなんてわからない。もし話せなかった場合、あっちが何も言わないで日曜日会うつもりでいた場合、会わない方の日も拘束された気分になるのも嫌だった。



嫌なことは嫌だと、すぐに言える人間になりたいのに、いつだってラグが生じてしまう。明日になれば、なにも勘づいていない恋人からおはようのLINEが届いて複雑な気持ちになるはずだ。そう思って先に通知OFFにしてしまった。きっと私が今日傷ついたことは、一生言えないか明日の今頃言えてるか言えてないかなんだろう。あまりにも湿度が高くてきのこが生えてきそうだ。



もう今日のことは忘れよう。早くお風呂を出て、髪を乾かして寝よう。湯冷めしないうちに眠りにつこう。明日はお昼から出かける予定がある。早起きとまではいかないけれど、ある程度早い時間には起きていたい。


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