七転び八起き、六コケ目

また熱が出た。ここ2日ほど喉が痛いと思っていたら、喉の右側がとても腫れていた。さわるとボコ、としているが気持ち悪かった。それでも朝は平熱だったのに、時間が経つにつれてめまいがするようになって、家に帰ってきて測ってみると38℃になっていた。


11月がはじまって6日、元気な日が1日もない。明日こそは元気であってほしいけれど、この調子だと無理だろう。R-1とビタミンドリンクを買って帰宅し、完全に上がり切る前にお風呂を済ませる。


明日は休日1日目。博物館に行く予定だったのに、これではどうしようもない。何とか持ちこたえてほしい。


昨日の夜、母と帰り道を歩いていると父と第2の人生の話になった時のことを話された。母が「パパも、そのうち若い人と結婚して子供とかできたりするかもね」と言ったところ、「やだよまた地獄じゃん」と父に返されたらしい。そのあとまずいことを言ったと気づいたのか、「大変じゃん」と言い直していたと母は言っていた。そんな話を娘にするのもどうかと思うし、そんな会話を今は離婚したとはいえ元々夫婦だった2人がするのもどうかと思うし、正直くどくてあまり聞いて気分のいい話ではなかった。


父が言った言葉について、とやかく言う気は無い。思うことは自由だし、大変だったんだろうなと子供ながらに感じていた。けれど、それを言ってしまうほど私たち家族への愛が無いことを改めて思い知らされ、呆れてしまった。勿論、呆れは母親に対してもある。


母に関しては、家のWiFiがなくて毎朝カラオケやカフェに朝早くから行ってる娘に対して何も思わない(適当に「かわいそー」くらいしか言わない。どうなの)ようだし、そろそろWiFiをレンタルしようと思う。買うのは正直まだハードルが高い。


もう、疲れてしまった。人生を終わらせたい。11月の中で、そう願う夜が過半数を超えないことを願うしかない。どうか、毎日ひとつでも楽しいことを。けれど楽しいことにはだいたいお金がかかる。後の自分の首が絞められる。期限付きの幸せでしかないが、今日すら乗り切れそうにないのだから仕方ない。


永遠の幸せがほしい。寝たら忘れる程度の苦痛しかいらない。幸せな家族も、可愛い子供も、おばあちゃんになっても笑い合える親友もいらない。そんな大きな幸せじゃなくて、一人でも、生きていけるようになりたい。そしてできれば、満月の日にLINEを送ることができる人がいれば、それだけで幸せなはずだ。

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