6 ❖ チュートリアル開始 ❖

〔❖ 教練Step1 ❖へ進んでください 〕


「洞窟の中でも裸族のせいかまだ寒いなー」

「火でも焚くしかないかー外にでて薪になる小枝でも拾ってくるか」

 教練の前にと不満を告げると。

 

〔♪ ピンポン ♪〕

(──ダッシュ! と心の中でまたも言ってしまった俺)


〔モニターに向かって[ 検索 ] と言うか・イメージして [ 検索 ] の空欄が出たらそこに【ルーラの神域洞窟の設定】と言うか・イメージして 言語を入力してください。その設定項目欄から温度設定を見つけて調整してください〕


 ──洞窟内の温度設定ページなどのコンソールが出現したので数字入力とかバー入力でタッチしたり。音声やさらに無音イメージ入力を使って温度・湿度を設定をし明るさも調整した。


「――なんか・・疲れてきたなあ~これは――寒気と不安からか!?

 あの女神に振り回されてーーの一人芝居みたいってか~?」

「しかし~腹減ったなぁ~」


〔空腹感を無くすには『飢餓中枢神経 』を遮断できます。『遮断しますか? 』〕

「おっおう・お願いします」 

( 腹減ったなー感が無くなった)


〔血糖値などが下がり生命活動エネルギーが不足した時は。

 奥のわき清水【女神の神水 いのち】を食飲してくださいますと回復します 〕 


「【女神の神水 いのち】だってーーー!!!」

「そんな女神様の大事ないのちなんていただけませんょー 」

〔心配・不安は無用です。女神様の膨大な太陽のエネルギーの極小・微々たるエネルギーですから 女神様には汗しずく以下。寝息のようなものですので全く問題はありません〕

〔それにです。あなたたちは、動植物のいのちを食らっているでしょう〕


「‥‥まぁ~。はい確かに動植物のいのちを頂いています」

「なら少しだけ……活かされている感謝の気持ちを込めて女神様『いただきます』」


「――ゴクゴク――ぷっは~」

『うっわわーなんやこれー?! むっちゃうまいやんか―――!!』

「‥‥ミネラルウォーターかスポーツドリンクみたいなもんかと思ったらー」

 

「ほろ甘いココナッツミルクかバニラのような香り……。

 口の中に広がる感覚はー濃厚なミルクかヨーグルトのような……?

 液体なのにー? ロイヤルゼリーの濃厚でまろやかな食感に近いかもー!

 さらに、なんか昆布のうま味 か~? 極上の牛肉の肉汁のうま味 ……?  

 が絶妙に調和され凝縮さている……? ぜんぜん経験の無い……味!!

 すごいとしか言えない『 あ~~至福のおいしさ~~~!!!』

 これはもしかして――まさか仏陀が悟りを開くきっかけになった少女スジャータから受け取った食べ物の醍醐だいごあじってやつかなー?」


 湧き出る清水は【神水】は人の生命活動に必要な〖カロリー成分・タンパク質・各種ビタミン類・金属類など〗あらゆるものが含まれている。ただ、どれだけ飲んでも中毒症状にはならないと補足説明される。


〖体力・魔力・気力・消耗・疲労 〗も回復します。〖一定の怪我・病気・精神安定・心の癒し・毒消し〗。さらに対アンデッド用などには〖【聖水】よりも強力・その他【浄化】能力等多数の効能効果がある〗とのことだ 。


 だが俺の胃袋は、いくら飲んでも水腹みずっぱらでパンパンにはならない神水はすぐに体内に吸収されていくからだ。

 飢餓中枢神経を遮断しているので空腹感はなく生命力に満ちたエナジーがほとばしる充満感と至福の優越感のような気持ちに浸っていると・・・。


 AIから〔【神水】のエネルギーのみに頼り、食物を取らないと胃腸の機能が弱り退化していくので危険です。なぜなら、身体組織の筋肉の組成に必要なタンバク質や骨に必要なカルシウムなど適善な栄養を摂取しても最適な運動をしなければ、その肉体は衰えてついには立てなくなり寝たきり状態になります。ですので神水のエネルギー吸収のみに依存するのは危険と認識してください〕だと。 


「ぐっ……そんなん言っても……食材なんて――ないですよーー!」


〔――。やれやれ‥‥早くサバイバリティを上げて神域洞窟の外で食材を調達してくれば済むことですね……『アホな子 』・・・〕


「ウッ……AIごときが呆れて‥‥『アホ』‥‥と……俺に言いよった――っ!!」


 これが、自分のパソコンやと『カッ!!!』となって壁に投げつけているところだ――っ!!!


 と思ったことは過去に何度もあるが『小心で貧乏』な俺は……マウス一つも投げつけられなかったよ……賃貸の部屋やなんで壁に穴でもあけたら修理代がーね!!   

 ――とになれるのが自分だ。 

「ふっふっ俺を怒らせようとしてもムダムダーだぜ~とAIに勝ち誇ってみた!」


〔‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥〕


「と、ところで 『 いま何時?』」


『――でっでた――っ!!』


 スクリーンにデジタル式と幾つかのアナログ式の時計。

「現在は20時35分・・12月・・3日・・だとー?」

「‥‥えーと? いま思い出したが『事件ですよ姉ーーさん』の時は、7月の終わりだったはず‥‥ 間違いなく覚えている」

「――まぁ‥‥寒いわけだ……よくよく考えると。――ここは地球とは違うわけやから季節とかもちゃうやろうしー」

「あっれ……?」

「外気温度十八度……洞窟内温度二十五度」

「暖冬か ‥‥? 目覚めた時に雪が降り注いでたよなー??」


〔あれはですね大気圏を降下中にミツキ様を保護していた結界の残滓ざんしです〕


「 『 大気圏 』……『降下 』…… !!! 結界の!?」


「 『 俺はガン〇ムかよーー 』!!」


「すみません。AIさん。‥‥非常に衝撃的な連続で疲れたので~。

 教練Step1は、明日からでもいいですか……」



「…… ZZZzzzz‥‥」



〔 ? ? ? 〕



〔 『 安心して、心やすらかに、おやすみなさい』 〕





〔 『 ミツキさん♡』 〕
















 











 

























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