20話目 終焉 あとがき
あとがき
ここまで読まれた方の多くは、「こんな女が本当にいるのか」と思われたかもしれません。
ですが、この物語の中に描かれた出来事のいくつかは、脚色のない現実に基づいています。
最初のマッサージ師との関係は、私自身の疑念から始まり、夫婦喧嘩をきっかけに確信へと変わりました。
その後の自白で得た言葉や行動の数々が、物語の土台になっています。
オークションの件については確証こそありませんが、不倫相手が変わる前に複数の男たちと関係を持ち、
それを撮影していたことは事実です。
一度の自白、そして目にしてしまった映像――それらが作品の参考になりました。
三人目の高橋に関しても、最後に確認したスマホの中に、
同じ人間が映り続けながらも、常に違う男たちと関係を持つ動画や写真が残っていました。
それを見て、これまでのすべてが「現実の物語」だったのだと悟りました。
そして、残念ながら――彼女の不倫は今も終わっていないようです。
もしかすると、この話はまだ続いていくのかもしれません。
最初の自白を聞かされたとき、私の心は壊れていました。
現実感がなく、まるで他人の人生を遠くから見ているような感覚だったのです。
けれども、日を追うごとに記憶が薄れ、怒りや悲しみすら霞んでいく自分に気づきました。
だからこそ、この物語を書きました。
記録として、そして自分の心をつなぎ止めるために。
いつか本当に、どこかのFC2にこの現実が姿を現すかもしれません。
そのときは――「こんな話があった」と、思い出してもらえたら幸いです。
娘が言うにはよく昼間に出かけてるそうです。下着も増えていることも確認しています
探偵も雇いましたがそのビルは確認しましたが、そのビルに探偵は入れなかったようです。
探偵は空振り終わっています。スマホの覗き見、暗証番号を無理やり突破しているので証拠として……
おもむくままに サレ夫の地獄 @busuka1981
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