概要
「無事に無実を証明したら、今度こそ私のこと、好きになってくれますか?」
サッカー部で全国大会を目指しながら、休日はマネージャーである彼女、松波花恋と順風満帆な青春を送っていた高校二年の俺、凛堂新汰の青春は完璧そのものだった。あの日までは――。二年になって直ぐのその日、恋人である花恋が親友の香山隼人と浮気している現場を目撃したことで、口裏を合わせたようにDVという冤罪を押し付けられた俺は、翌日から教室で完全に居場所を無くしてしまう。進学の理由でもあったサッカー部からも追放されて退学寸前の俺に手を差し伸べたのは、二年前に告白を断った妹の親友、兎澤優香だった。
「辛かったら私の前でだけは、遠慮なく泣いてください」
一度フラれた相手なのにも関わらず良心で励ましてしてくれる彼女に支えられながら、俺達は無罪を証明するため奮闘していく。そして虫が良すぎる話だが、かつて誰よりも
「辛かったら私の前でだけは、遠慮なく泣いてください」
一度フラれた相手なのにも関わらず良心で励ましてしてくれる彼女に支えられながら、俺達は無罪を証明するため奮闘していく。そして虫が良すぎる話だが、かつて誰よりも