第9話佐藤の誤算
施術室は久しぶりに「普通のセックス」の匂いで満ちていた。キャンドルLEDは消され、蛍光灯の白い光だけ。文子は全裸で施術台に仰向け、ツルツルの恥丘は汗で光り、鼠径部はすでに愛液でぬめっている。佐藤は白い施術着を脱ぎ、素肌のまま覆い被さる。
「今日は……普通に、ね?」
文子は恥ずかしそうに頷く。だがすぐに腰を浮かせ、佐藤のペニスを膣口に導く。
「でも……奥まで、ね……」
挿入はゆっくり。亀頭が膣口を押し広げ、膣壁がぬるぬると絡みつく。根元まで沈む瞬間、文子は「あぁっ……!」と背を反らせ、鼠径部がビクビク震える。
「久しぶり……普通のセックス……でも、やっぱり奥が……」
佐藤は腰をゆっくり振り、クリトリスを根元で擦りながら子宮口を優しく突く。
「文子ちゃんのツルマン、相変わらず締まるね……」
正常位で10分、バックで10分。文子は2回イッた。最後は正常位で中出し。熱い精液が子宮を満たし、溢れて太ももを伝う。文子は恍惚のまま佐藤の胸に頬を寄せる。
文子は佐藤のスマホを指差す。
「あの……この前の動画、私のスマホに送ってくれない? オナニーする時に……」
佐藤は苦笑いしながら転送。画面には制服姿の文子が白目を剥き、精液がツルマンから垂れる超アップ。
「旦那にバレちゃったの」
文子は自慢げに微笑む。
「でも大丈夫。子供たちのためだから、私を捨てないって。『全部知ってる』って言われたけど、離婚はしないって。むしろ、私が家にいる方が都合いいんだって」
佐藤の表情が一瞬凍る。
「……マジかよ」
保身のスイッチが入る。逃げなければ、自分の立場が危うい。こういった旦那は何考えてるか分からない。
だが文子は佐藤の胸に指を這わせ、甘える。
「離れたくない……佐藤さんの指、舌、おちんちん……全部、私のもの……」
鼠径部を撫で、クリトリスを摘む。愛液が再び溢れ始める。
佐藤は平静を装い、提案する。
「ねえ、文子ちゃん。もっと気持ちよくなれる方法、あるよ」
「……え?」
「3P。娘じゃなくて……私のマッサージ仲間。舌と指、めちゃくちゃ上手いんだ。文子ちゃんのツルマン、二人で同時に舐めたら……どうなると思う?」
文子は目を丸くする。
「他の人と……?」
「うん。舌が2つになるから気持ちいい場所2箇所になるし、片方が出してももう1つチンチンあるからたのしめるよ」
文子がビクッと震える。
「……やってみたい……」
佐藤は内心ホッとしながら、微笑む。
「じゃあ、次回ね。普通のセックスもいいけど……もっと、ね」
文子は佐藤の首に腕を回し、キスを求める。
「佐藤さんとなら……何でも……」
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