第5話落ちる

待ち遠しいかった文子はいつも通り施術台に仰向けに横たわり、両脚を大きく自然に開く。膝の内側が小刻みに震え、むっちりとした太ももが波打つ。パンティーの股間部分はすでにぐっしょりと濡れ、シルクが肌に張り付き、クリトリスの輪郭が布越しに浮き上がる。薄い陰毛が愛液で濡れ、布に張り付いて黒く光る。

佐藤はタオルを軽く胸にかけ、「鼠径部を重点的に。パンティーの上から始めますね」と告げ、指を太ももの付け根に這わせる。文子の体がビクッと跳ね、息を呑む音が漏れる。佐藤の指が鼠径部のリンパラインを辿るように、パンティーの上からゆっくり往復する。布越しの柔らかな膨らみを優しく押さえ、際どい場所を避けつつ確実に熱を呼び起こす。指の腹がシルク越しに陰唇のふくらみをなぞり、クリトリスの硬い粒を軽く弾くたび、文子の太ももが内側に震え、ぽっちゃりとした腹が波打つ。

文子の腰が勝手に前後に動き出し、抑えきれない吐息が漏れる。「ふぅ……んん……あぁ……」

前回、あの指が直接膣奥を掻き回し、潮を噴かせた記憶が脳裏をよぎる。熱い奔流が子宮を打ち、床まで滴ったあの感覚。文子の股間が疼き、パンティーのシルクがさらにぐっしょりと濡れ、クリトリスが布越しにビクビクと脈打つ。陰唇が布に吸い付き、愛液が糸を引いて太ももを伝い落ちる。

「佐藤さん……前回みたいに……もっと、奥まで……セックス、して……」

文子は掠れた声で懇願し、両手を佐藤の腰に伸ばす。指先が白い施術着の布を掴み、引き寄せようとする。だが佐藤は静かに首を振り、指を鼠径部に留めたまま、

「今日はマッサージだけです、安藤さん。リンパの滞りをしっかり流しましょう。……まだ背中と腰が硬いままですよ」

と、穏やかだが断固とした口調で拒む。文子は唇を噛み、欲求を飲み込む。体は火照り、膣口がひくひくと収縮し、愛液がパンティーの股間を透けさせ、クリトリスの赤く腫れた輪郭がくっきりと浮かぶ。眉が寄り、頬は紅潮し、目は潤んで焦点が合わない。

「では、うつ伏せになってください。背中から腰へ、深く流します」

文子は素直に体を返し、うつ伏せに寝る。むっちりとした尻が露わになり、太ももの付け根に残る愛液の跡が光る。尻肉は柔らかく、ぽっちゃりとした贅肉が重く垂れ、谷間にパンティーのレースストラップが食い込んでいる。佐藤はオイルを手に取り、背中から腰へと滑らせる。指圧が深く、腰の贅肉を掴むように揉みほぐす。親指が背骨に沿って押し込み、腰骨のくぼみを抉るように回す。文子の体が再び熱くなり、吐息が漏れる。「ふぅ……んん……」

佐藤は文子をさらに深みに落とそうと、腰のマッサージを鼠径部近くまで広げ、際どい場所を避けつつ熱を呼び起こす。指が尻肉のふくらみを掴み、ゆっくりと押し広げる。尻の谷間が開き、パンティーの布が膣口に食い込み、愛液でべっとりと濡れている。

しかし、今日はいつもと違う。佐藤は施術台の頭側、文子の顔の前に立ち、両手を背中へ伸ばしてマッサージを続ける。文子の顔は施術台の穴に埋まり、視界のすぐ先に佐藤の股間がある。ズボンの前がぱんぱんに膨らみ、硬く勃起した輪郭がくっきりと浮かんでいる。布地が張り詰め、先端の形まで浮き彫りになっている。熱い息が文子の頰にかかり、男の匂いが鼻をくすぐる。汗とムスクの混じった濃厚な香りが、鼻孔を刺激し、脳を溶かす。

「……佐藤さん……これ、すごい……」

文子は震える手で佐藤のズボンのファスナーを下ろし、下着ごと引き下げる。飛び出したペニスは太く脈打ち、血管が浮き上がり、亀頭は紫紅色に充血して光っている。先端の鈴口から透明なカウパー液が糸を引き、滴り落ちる。根元は濃い陰毛に覆われ、睾丸は重く垂れ下がり、熱を帯びて脈動している。文子は躊躇なく口に含み、舌を絡めて咥え始める。夫には決してしたことのないフェラチオ。唇が亀頭を包み込み、舌先が鈴口を舐め回し、唾液が糸を引く。「じゅる……んっ……じゅぷ……」

舌が裏筋を這い、亀頭の縁をくるくると回す。唾液がペニス全体を濡らし、ぬるぬるとした感触が口内に広がる。文子は喉奥まで押し込み、喉の奥壁で亀頭を締め付ける。喉が鳴り、涎が口角から溢れ、頰を伝う。目は潤み、眉が寄り、頬は紅潮して痙攣する。佐藤の腰がビクッと震え、抑えていたブレーキが一気に壊れる。「安藤さん……っ!」

佐藤は文子の頭を掴み、腰を前後に動かし始める。ペニスが喉奥を抉り、喉の粘膜を擦る。涎が飛び散り、施術台に滴る。文子の喉が鳴り、涎が糸を引いて頰を伝う。佐藤の睾丸が文子の顎にぶつかり、熱い脈動が伝わる。ペニスがさらに硬くなり、鈴口が開き、熱い精液が喉奥に直接放たれる。ドクドクと脈打ち、濃厚で粘つく精液が喉を満たす。文子は喉を鳴らし、精液を飲み干す。最後の一滴まで吸い取り、ペニスをゆっくり引き抜く。唇から糸を引く精液と唾液の混じった液体が頰を伝う。

「……佐藤さん、初めて……飲んじゃった……夫にも、したことないのに……」

文子は掠れた声で告白し、目を潤ませて佐藤を見上げる。佐藤はハッと息を呑み、瞳に新たな興奮の光が宿る。「安藤さん……そんな……」 声が震え、ペニスが再び硬さを増す。

二人は理性の糸を切らし、セックスへと突き進む。佐藤は文子を仰向けに返し、勃起したペニスを膣口に当て、ゆっくり挿入。ぬるぬるとした内壁が貪るように締め付け、ぐちゅぐちゅと音を立てる。膣口は熱く収縮し、愛液で溢れ、ペニスを根元まで飲み込む。陰唇がペニスに吸い付き、膣壁の肉襞が亀頭を擦る。文子の腰が浮き上がり、「あぁっ……深い……!」と喘ぐ。佐藤は激しく腰を振り、乳房を揉みしだき、乳首を摘まむ。乳房は柔らかく、指が沈み込み、乳首は硬く尖り、乳輪は汗で光る。

文子は熱に浮かされ、「中に出して……佐藤さん、中に……!」と懇願する。膣がペニスを締め付け、子宮口が亀頭を吸う。佐藤は妊娠を恐れ、「安藤さん、ダメです……避妊を……」と抵抗するが、文子は脚を佐藤の腰に絡め、離さない。むっちりとした太ももが佐藤の腰を締め付け、膣がさらに深くペニスを飲み込む。「妊娠しないから……安全日よ……全部、中にちょうだい……お願い……!」

佐藤は限界を迎え、膣奥で果てる。熱い精液が子宮を打ち、ドクドクと注がれる。精液は熱く、膣壁を打ち、子宮口を満たす。文子は絶頂に達し、「いっ……イク……!」と体を反らす。

絶頂の瞬間、文子の体は弓なりに反り、背中が施術台から浮く。膣が狂ったように痙攣し、ペニスを根元まで締め上げ、肉襞が波打つ。子宮口が亀頭を吸い込み、精液を子宮深くまで引き込む。クリトリスは過敏に震え、赤く充血して脈動し、触れるたびに電流が全身を駆け巡る。乳房は激しく上下し、乳首は痛いほど尖り、乳輪は熟れきった果実のように艶めき、汗と愛液で光る。腹の贅肉は波打ち、太ももは痙攣し、足の指は内側に曲がる。

顔は完全に快楽に堕ち、目は白目を剥き、瞳は虚ろに宙を泳ぐ。唇は大きく開き、涎が糸を引いて頰を伝い、頬は紅潮し、汗と涙で濡れて妖しく輝く。眉は苦悶と悦びの狭間で寄り、頬は痙攣し、鼻孔は熱く開いて荒い息を吐く。喉の奥から獣のようなうめきが漏れ、声帯が震える。膣はまだ収縮を繰り返し、ペニスを離さず、愛液と精液が混じり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。

射精が終わると、文子は素早く精子が落ちる前にパンティーを掴み、股間に履く。むっちりとした太ももに食い込み、精液が膣から漏れ、パンティーを濡らす。シルクが精液でべっとりと濡れ、陰毛が張り付く。「これ……持って帰る……佐藤さんの、全部……」

しかし欲は収まらず、文子は佐藤のペニスを再び咥え、「もう一度……精子、ちょうだい……」と懇願。ペニスはまだ硬く、精液と愛液でべっとりと濡れている。文子は唇を亀頭に這わせ、舌で裏筋を舐め回し、根元まで咥え込む。唾液が糸を引き、喉奥で亀頭を締め付ける。

その時、突然受付のインターホンが鳴る。「佐藤さん、次の予約のお客様がいらっしゃいました!」

佐藤は一瞬動きを止め、インターホンに向かって冷静に答える。「ありがとう。待合室でお待ちいただくよう、お願いします。すぐにご案内します」

文子はペニスを咥えたまま、目を潤ませて佐藤を見上げる。佐藤は文子の頭を掴み、激しいイラマチオを始める。ペニスが喉奥を抉り、喉の粘膜を擦る。涎が飛び散り、喉が鳴り、文子はむせながらも喜んで受け入れる。喉が痙攣し、涎が鼻孔から溢れ、鼻水が糸を引いて頰を伝う。涙が目尻から溢れ、頰を濡らす。顔はヨダレと鼻水と涙まみれだが、目は喜びに輝き、唇はペニスを咥えたまま微笑むように歪む。

佐藤は再び射精し、文子の口内に熱い精液を放つ。精液は熱く、口内を満たし、喉を伝う。文子は喉を鳴らして飲み干す。精液が喉を滑り、胃に落ちる感触。「んっ……おいしい……」

二人はハッと我に返り、慌てて体を離す。佐藤はズボンを上げ、文子はパンティーを直し、ガウンを羽織る。部屋に残る甘い匂いと染みを隠すように、タオルを急いでかける。

「……次も、よろしくお願いします、佐藤さん」

文子は妖艶に微笑み、掠れた声で呟いた。

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