第4話ようやく

今日は艶やかなワインレッドのシルクサテンに、黒いレースの繊細な縁取りが施されたブラ。カップは薄手で、Bカップの小さな乳房を優しく包み、熟れた谷間をほのかに浮かび上がらせる。フロント中央には艶めかしい黒いリボンが一つ。同柄のパンティーはサイドに細いレースストラップが絡み、股間部分は滑らかなシルクで密着し、すでに熱と湿り気を帯びて布が肌に吸い付く。43歳の肌は汗ばみ、ぽっちゃりとした腹の柔らかな贅肉が艶やかに光る。むっちりとした太ももの付け根にパンティーが食い込み、布の下の膨らみがレース越しに妖しく透ける。

薄いグレーの半袖半ズボンガウンを羽織り、文子は施術室へ向かった。

「こんにちは、安藤さん。今日も鼠径部を中心に、リンパを深く流していきましょう」

佐藤の声は穏やかだが、どこか熱を孕んでいる。

文子は施術台の前に立ち、ガウンの紐を解くと、ゆっくりと脱ぎ捨てる。ワインレッドのシルクと黒レースの下着姿が露わになるが、鼠径部リンパマッサージが常態化して以来、パンティー一枚で受けるのが当たり前だ。ブラもすぐに外すつもりで、ホックに手をかける。

施術台に仰向けに横たわり、両脚を大きく自然に開く。膝の内側が小刻みに震え、むっちりとした太ももが波打つ。

佐藤は無言で背後に回り、ブラのホックを外す。シルクが滑り落ち、43歳の重みに負けて優しく垂れる小さな乳房が露わになる。淡い茶色がかった乳輪は熟れきった果実のように艶めき、乳首は期待に尖り、硬く勃起して震えている。文子は胸を隠さず、両手を施術台の端に置く。

佐藤はタオルを軽く胸にかけ、「鼠径部を重点的に。パンティーの上から始めますね」と告げ、指を太ももの付け根に這わせる。

文子の体がビクッと跳ね、息を呑む音が漏れる。パンティーの股間部分はすでにぐっしょりと濡れ、シルクが肌に張り付き、クリトリスが布越しに浮き上がる。

佐藤の指が鼠径部のリンパラインを辿るように、パンティーの上からゆっくり往復する。布越しの柔らかな膨らみを優しく押さえ、際どい場所を避けつつ確実に熱を呼び起こす。

文子の腰が勝手に前後に動き出し、抑えきれない吐息が漏れる。「ふぅ……んん……あぁ……」

股間の湿りは急速に広がり、シルクが愛液で透け、クリトリスの輪郭がくっきりと浮かぶ。透明な蜜が布を濡らし、施術台の敷物に大きな染みが広がる。甘い女の匂いが部屋に漂う。

「安藤さん、かなり滞りが……ここをしっかり流さないと」

佐藤の指が少し強まり、文子の腰が激しく跳ねる。「……もう、我慢できない……佐藤さん、気持ちよくして……お願い、もっと……」

熱を帯びた声で懇願する。文子の顔は妖艶に紅潮し、目は潤んで焦点が合わず、唇は半開きで艶めかしく震える。頬は熱く火照り、汗が首筋を伝う。

佐藤は頷き、パンティーの上からクリトリスを指先で円を描くように撫で始める。濡れたシルクが滑りを良くし、敏感な突起を間接的に刺激。

文子の体が弓なりに反り、「あぁっ……! そこ……いい……」と喘ぐ。愛液が溢れ、敷物に染みが広がる。

しかし我慢の限界を超え、文子は震える手でパンティーのレースストラップを掴む。腰を軽く浮かせ、するりと脱ぎ捨てる。むっちりとした太ももの付け根が露わになり、濡れた股間がぽっかりと開く。薄い陰毛が愛液で光り、腫れ上がったクリトリスは赤く充血して脈打つ。膣口は熱く収縮し、透明な蜜が糸を引き、太ももを伝って滴る。

「……直接、触って……お願い、佐藤さん……全部、気持ちよくして……」

涙声で懇願する。文子の顔はさらに妖艶に歪み、目は虚ろに佐藤を捉え、唇は艶やかに濡れて震える。眉が寄り、頬は紅潮し、汗と涙が混じって頬を伝う。

佐藤の指が直接肌に触れる。まずはクリトリスを優しく撫で、軽く摘まむ。文子の腰が激しく跳ね、「ひゃあっ……!」と叫びが漏れる。クリトリスはさらに腫れ上がり、赤く光沢を帯びて脈動する。

次に中指を膣口に滑らせ、ゆっくり挿入。ぬるぬるとした内壁は熱く締まり、指を貪るように吸い付く。親指でクリトリスを同時に刺激し、Gスポットを確実に押す。膣内は愛液で溢れ、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響く。

文子の体が連続で痙攣し、最初の絶頂が訪れる。「いっ……イク……あぁぁっ!」

膣が指を強く締め付け、愛液が溢れ出す。乳房は上下に揺れ、乳首は硬く尖り、乳輪は熟れた光沢を増す。

佐藤は手を止めず、動きを速め、深く。文子の腰が浮き上がり、二度、三度と連続でイキ果てる。「もっと……深い……あっ、来てる……!」

そして、ついに、底知れぬ深淵が口を開く。

子宮の奥底から、灼熱の波が這い上がり、脊髄を灼き、脳髄を溶かす。

「――っ、い、くぅぅぅっ!!」

声は喉の奥で潰れ、獣のようなうめきへと変わる。

膣は狂ったように収縮し、佐藤の指を根元まで締め上げ、熱い肉襞が波打つ。クリトリスは過敏に震え、触れるたびに電流が全身を駆け巡る。

乳房は激しく上下し、乳首は痛いほど尖り、乳輪は熟れきった果実のように艶めき、汗と愛液で光る。

顔は完全に快楽に堕ち、目は白目を剥き、瞳は虚ろに宙を泳ぐ。唇は大きく開き、涎が糸を引いて頬を伝い、頬は紅潮し、汗と涙で濡れて妖しく輝く。眉は苦悶と悦びの狭間で寄り、頬は痙攣し、鼻孔は熱く開いて荒い息を吐く。

膣奥から、熱い奔流が噴き上げる。

「――ひぃぃぃぃっ!!」

潮は勢いよく弧を描き、佐藤の腕を打ち、施術台を濡らし、床まで滴る。透明な液体は止まらず、連続で噴出し、文子の体は弓なりに反り、太ももは痙攣し、足の指は内側に曲がる。

膣はまだ収縮を繰り返し、佐藤の指を離さず、愛液と潮が混じり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。乳房は波打ち、乳首は震え、腹の贅肉は波打つ。

佐藤はゆっくりと指を引き抜き、タオルで優しく拭きながら、

「……安藤さん、大丈夫ですか?…本当に、こんなにまでして、よかったんでしょうか?」

と、声を震わせ、眉を寄せ、目を伏せて心配そうに呟く。

だが、その瞳の奥には、ほのかな、してやったりという光が揺れていた。

文子は施術台に横たわり、熱を持った体に力が入らない。

「……次は……すべてを…、佐藤さんに……」

と、掠れた声で、熱い吐息とともに呟いた。

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