第3話 高校生活の始まり



周囲の街並みを確認し、某出前や外食などで食事も前世となんら変化のないことも確認。学校の準備なども整え登校日を翌日に控えた夜。


(しかし、御曹司の割にはメイドや執事などは身の回りに置いてないのな。 まぁどうやら自由と外面をとにかく大事にしていたようだ。好き放題出来ない方が困ったんだろうな)



部屋を改めて確認したところ、デザイナーでも入れてるんだろうなと言うほどお洒落な間接照明にこだわった内装の家だった。 まぁ、俗に言うヤリ部屋だな。


(記憶によれば、元々御曹司であることも隠しておらず、子飼いのセキュリティ会社の強面な奴らとの関わりや、学外で派手なヤツらと付き合いで遊んでた事から、周りからの見え方は得体の知れない優等生。精々その位の噂しか中学時代にも広まって無さそうだ)


元々朔斗は三つほど離れた駅の所の中学に通っており、新しい気分で高校に通うためにそこそこ評判のいい白城を選んだといったところだろう。


このスペックをフルに活かせば、どんな学校生活でも送れる。ヒロイン達や主人公の事は気にしつつも、別にそこに拘りすぎることも無いだろう。

前世より充実した生活を送るために、勉強、運動、音楽や女などやりたいこと全てに手を出し、自重せずに暮らしていこうと決めた。いざとなればどうとでもなる力も資金もあるのだ。


「明日は寝坊しないようにしないとな...」


------------------------------------------------------------------



なんだかんだとしっかり起きれたのでそのまま準備をして登校していく。 意外と家から近く、徒歩15分ほどなので楽なものだ。


「ここか...」


視線の先にはでかい学校。白を基調とした大学のような見た目の校舎が4つほど立ち並び、各種グラウンドや室内スポーツ設備も充実した都会的な高校。 私立 白城高等学校だ。


昇降口の近くに張り出されたクラス分けを新入生や案内の上級生を横目に確認していく。


「やはりここは原作通りか...」


朔斗のクラスは原作通り1-A クラス分けはA~Dまでの4クラスとなっており、主人公とヒロイン達3人もこのAクラスに入ることになっている。


階段を上り、教室に入ると登校時間的にもうほとんどの生徒が来ており、知り合い同士で固まっていたり、1人で過ごしている奴がいたりといった感じだった。 席を確認すると真ん中の1番後ろだった。名前順などではなくランダムなのだろう。


「はじめましてー!! 紫髪なんて珍しいねぇ!!」


席につくと横から元気な声で挨拶が飛んでくる。横を見てみれば--- 2人目のヒロイン 赤崎 美音あかさき みおん だった。


「おぉ はじめまして。朝から元気なやつもいたもんだな。」


美音は小学校一年の時にこの街に来ており、主人公の隣の家に引っ越してきたために家族ぐるみで仲良くなる。所謂幼馴染枠のヒロインだ。


身長は160cm、胸はヒロインの中で1番大きく健康的な体つきと肌色の運動好きな元気っ子。髪の毛は燃えるような赤髪のショートボブといったところか。誰とでも仲良くなれるが、実はサッパリした性格でもあった。


ちなみに朔斗は実は紫髪であり、なんとも中性的な王子様といった髪型をしている。


「いやぁそりゃ新入生だし、学校生活楽しまなきゃじゃん! お隣さんになった事だし仲良くしてね!」


「あぁ、こちらこそよろしくな。」


(さすがのコミュ力だな...)



ここからつまらない入学式の後、教室に戻って自己紹介。 そして校舎の案内やらなんやらが行われるという。




「さて、では入学式も終わったことだし、まずは自己紹介といこうか。 私は担任の藤代 美嘉ふじしろ みかだ。 担当は数学になる。よろしくな。 では前から順番に自己紹介していってくれ。」



担任の藤代 美嘉。 見た目はバリキャリを思わせるような黒髪ポニーテールの20代後半。美人なのでモテそうだが実は男運が無く、ろくな付き合いをしてこなかったので絶賛拗らせているという設定だった。


(この現実なら上手いことやればワンチャンあるかもな...。)



「はじめまして。 皆月 みなづき ゆかりと申します。 趣味は読書。 よろしくお願いいたします」



そしてヒロイン枠3人目。 紫はいわゆる深窓の令嬢といった見た目の大人しいヒロインだ。別に由緒正しい家柄といった訳では無いが、見た目だけでいえばそういった出の女性に見える。


銀髪ロングに細いフレームのメガネ。背は美音より少し低い157cm、胸はそこそこ。お尻なども含めた体型のバランスでいえば1番女性らしい体型かもしれない。何より我が校の制服はグレーをメインとしたブレザーなので、銀髪がよく似合う。 性格は、気が弱い訳では無いが、揉め事が起こるよりかは自分が我慢しておけば良いというタイプ。原作主人公と同じ図書委員だったために中学時代からそこそこ仲良くなっていた。


「はじめまして。一条 朔斗だ。隠すことでは無いので先に伝えておくが一条グループの三男だ。だが普通に過ごす分にはそんな事を気にしてもらう必要は無いので、よろしく。」


( ...家のこともあるが、俺の見た目も相まってだろうな。なかなかに視線が集まるな。)


と、そんな感じで残りのメンバーも自己紹介を終えていく。 ちなみに紫が右側2列目の真ん中。

柚月は5列目の1番前。渡辺は6列目の真ん中らへんといった席順だ。


ヒロイン達はどの子も普段は社交辞令程度しか男とは話さず、何より全員絶世の美女ということもあってこの時点で原作主人公は既に独占欲のようなものが湧いているくらいには好きだった。 だがヒロイン達はまだこの時点では惚れていることはない。精々が他の人よりは仲の良い男の子止まりといったところ。 美音は家族ぐるみの付き合いということもあってほか2人よりは好感度が高いくらいといったぐらいか。

だが、他の人と話さないことから原作では朔斗の目に止まったということだろう。



(ここから始まるんだな... 俺の第2の人生。やりたい事全てやって、欲しいものは全て手に入れてみせる...)




------------------------------------------------------------------


ご覧頂きありがとうございます。

初心者ですが頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします。


ちなみにこの主人公、決して善人ではありません。物語の中でもいい事ばかりするわけではありませんのでご了承下さい。


自分は悪役もので元々の設定と性格が180度かわるようなのはあまり好きではないので...。


ご都合的なものも盛りつつ、様々な事に手を出しながらヒロイン達や、主人公、先に出てくるサブキャラなどと絡んでいくので お楽しみにっ


どこかでキャラ紹介は載せます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る