第11話
「オークいないね」
「しっ。あそこにいるよ。僕が氷で足止めしてクローザが風で攻撃、ウォルトが剣で止めね?」
「「了解」」
「はぁはぁはぁ」
「結構疲れるね」
「そうねぇぇ」
「とりあえず6匹倒したから持っていこう」
「全部は待てないよ?」
「こうするんだ。3次元魔法 無重力」
「重さがないね!」
「なんて魔法なの?」
「重さをなくす 無重力だよあとでメモをあげるね」
「ありがとう!」
「素材売却しに来ましたー」
「何をもってきたんだい?」
「オーク6匹です」
「新人なの頑張ったねぇ鑑定して値をつけるから待ってな」
「わかりました!」
「どう?ずいぶんと展開スピードが速くなってはずだけど?」
「ええ!とても早くなったわ。でもミストほど早くはならないよのね」
「僕はちょっとズルしてるからね」
「ズル?なんだいそれは?」
「それは秘密かな」
「鑑定が終わったみたいね」
「行くか」
「24万ゴールドだよ。」
「依頼には20万でしたよ?」
「馬鹿!貰っとくんだよ!」
「詐欺じゃない!」
「こっちが気づかなきゃいいんだよ!」
「よくないわよ!」
「状態がいいと高く買うんだよ。そこの"魔法使い"は嬢ちゃんを見習いな」
くっこの人も覚えてるのか
「そうなんですね。ありがとうございます。」
「予定より多く貰っちゃったね!」
「なんか食べにいこうよ」
「毎月のお小遣いの4倍だぁ」
「またたまに三人で行かない?」
「いいよ」
「僕もいいよ」
「そう言えばミストって水が得意だったんだね。」
「確かにね銀髪姫と同じだね」
「使いやすいからね目に見えるし触っても熱くないし」
「銀髪姫と喋ったりした?」
「また唐突な」
「でも気にならない?首席だよ?」
「普通に喋るよ?授業中とかとゆうか僕ら幼馴染だからね」
「以外な繋がりだね」
「だからピアスがお揃いなのね?」
「あと同じのをつけてるのが四人いるから探して見るといいよ」
「教えてくれてもいいじゃない」
「わかったからのお楽しみでね」
2人と依頼をした次の日。今日は第七の訓練日だ。
「おはよーみんなー元気ー」
「副隊長ぉげんきですぅ」
「元気じゃあなさそうだね。でも朗報皆んな僕にあの石渡してこのポーションのみな」
ま、魔力が回復する!などと喜んでいる。
「さぁ回復したところで汎用攻撃魔法を打ってみな?」
「う、打てるぞ!流れるように打てるぞ!」
「調整もできるぞ!」
「打ち放題だわ!」
「副隊長!どうやったんですか!!」
「君らの魔力をこの3ヶ月かんこの石で吸い続け、極限状態でロックという名の汎用攻撃魔法の一部の模倣を何回もさせただけだよ?」
「すごいです!副隊長!でもひどいです!」
「まぁ打てるようになったんだからいいじゃない。汎用防御魔法も飛行魔法も多分できるよ」
「もううちの部隊最強じゃないですか?」
「どうだろうね?」
「副隊長万歳!」
「副隊長って何歳ですか?」
「12歳」
「え"若!」
「お、俺はたった12歳の幼女にも勝てないのか」
「僕は男だ」
「???流石に冗談が過ぎますって」
「じゃあ見せてやろう男の証を。ほれ僕の貴族証だ」
「ほんとだとっ?!」
「副隊長!私ミストちゃんって呼んでもいいですか?!いや呼びます!」
「なんだお前ら騒がしいぞ!」
「た、隊長!聞いて下さい!副隊長は12歳で男の子らしいです」
「しっとるわ」
「しかも私たちもしかしたら第一部隊含めても最強かもしれませんよ?!」
「…ふー。見せてみなさい。」
どちゅーん
ぼかーん
どーん
ぷぎゃー
「ミスト君、やりすぎではなかろうか?」
「ほら強い分にはいいでしょう?」
「空もとべるんだが?謎の絶対防衛まで!1人で部隊相当なんだが?」
「ツヨイノハイイコト」
「あと最近妹が部隊に入りたがってランだがなにか知らないか?」
「5年前にですね。ちょっと汎用攻撃魔法をみせて、教えてって言われたら部隊隊長になったらいいよって吹っかけたんですけどもしかしたらそれかもしれませんね…」
「なにをしてくれてるの?化け物って言われて婚約できなくなったらどうするの?」
「僕が責任持って、いえむしろ僕の方からアーシュ を貰いにいきます!」
「そうかい!ありがとよ!」ヤケクソ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ミスト!今度皆んなでギルド行って依頼受けない?」
デジャブだぁ
「いいよ」
「皆んな久しぶりだね」
「ネオこそ久しぶり!」
「皆んなは何科だっけ?」
「あたしは双剣だよ」
「私とミストは実技魔法だよ」
「私は錬金術」
「俺はネオたら同じ騎士だぜ」
「ネオはしってるよ」
「じゃあまず登録しよっか」
「ちょっと僕用事があるから先皆んなやっといて」
「ギルマスーミストさんがよんでますー」
「ギルマス、パーティって何個もはいれるの?」
「三級以上ならな」
「じゃあ三級にしてよ試験でもなんでも受けるからさ」
「わかったついてこい」
「このゼラストに勝ったらいいぞ」
「ギルマスさすがに今回嬢ちゃんに負けないですよ」
「まぁいいやれ」
三級になるんだ。この相手は1級より上ってことだ。最初からぶっ飛ばそう
「律…身体強化、思考加速、氷剣零20」
「っ?!ただの子供じゃないなこっちもとばすぞ!気配遮断、神速、会心」
やばい!ダメージがでかい氷剣は耐えてるけど僕の技術が足りてない。手札を1枚切ろう
「律…両翼展開 …全自動追尾 精密 核砲撃」
「これはやばいなぁ!こんな相手久しぶりだぜ最後まで楽しもうなぁ」
「律…気配遮断、神速、氷剣」
これでとどめだ魔力妨害
「僕の勝ちで良いです?」
「ああ」
「ミスト、まだ隠してやがったのか。」
「これで僕は3級ですね。やっぱ1級以上となると強いですね」
「嫌味にしか聞こえないつーの」
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