第12話

「皆んなお待たせ」

「なにしてたんだ?」

「実は僕はもうギルド登録しててパーティを兼任するにはランクが足りなかったからランク上げの審査を受けてたんだ」

「へーなん級なの?」

「なんの依頼うける?」

「だからなん級なの?」

「これとかどうかな?」

「ミスト、あの魔法のこと皆んなに言うよ?」

「3級です…」

「いくらかかったの?」

「2000万かな?」

金で買ったことにしよナイスネオ!

「嘘ね。私知ってるもん。ミストがおかしな火力のすごい魔法をかなり前から使えるの」

「言わないって言ったじゃん」

「そんなこと言ってないわ」

「どのくらい強いの?」

「龍とかに勝てるか?!」

「龍はまだ無理だと思う」

「まるで戦ったことあるみたいね」

「確かに!」

「キリキリ吐きなよ?」

「僕が6歳の頃に戦いました」

「どこで?」

「ケミストラー領の山脈」

「なんでそんなところにいたのかしら?」

「魔法を研究する拠点を作りたくて迷い込みました」

「で、勝ったの?」

「殺す気がなかったので2・3発受けただけです」

「今日の探索はやめて拠点に連れてって?」

「いや、でも「つれてって?」」

「はい」

あ、圧がすごかった…龍より怖いとかなにもんだよ…

「じゃあ準備するからちょっと待って」


3次元魔法 生成、木、分断


「この箱に入って」

「ここに?」

「そ、皆んな入りたくないなら行かなってことで」

「「「「「入る」」」」」

「じゃあちょっとゆれるかも」

「律…ベクトル鉛直上向20m 方向山脈直進」




「ついたよ」

「早くない?」

「ここだよ」

「大きいね。どうやって作ったの?」

「魔法」

「じゃあ帰ろうか」

「中にもはいるに決まってるだろ」


「ただいま〜」


「おかえ「「おとーさん」」ませ」


「「「「「!?」」」」」

「ただいまぁテナルナ元気?」

「うん!」

「元気!」

「そうかぁ」

「ミスト様その方々はどなたですか?」

「幼馴染。尋問に勝てなかた」

「そうですか…とりあえず何か出しますね」



「どういうことかな?誰の子かな?」

「僕だよ?」

「そんなの知ってるわ。誰との子なのかが知りたいの」

「僕1人だって」

「何いってるの?人間は単為生殖出来ないのよ」

「じゃあ隊長になったら教えてあげるよ」

「いいわ。すぐにでも隊長になってやるわ」

「おとーさんなんで怒られてるの?」

「僕たちなんかしたの?」

「テナルナの親が誰か知りたいんだってさ」

「「おとーさん!」」

「ほら僕だってさ」


「まぁいいわその内聞かせてもらうからね」

「こんなに僕そくっりで可愛いのに」

「確かにめっちゃにてるな」

「そーだね」

「でも髪色はちょっと違うね」

「青っぽくて男の子のがルナ、赤っぽくて女の子のがテナだよ」


「何歳なの?」

「「さんさい!」」

「らしいね」

「何で知らないの?」

「作者が時系列をはっきりさせないせいでいつ作ったかわからなくなったんだ」

「メタいな」

「いいじゃん可愛いから」

「それにしてもミストににてんなー」

「そういえばそこの人は誰なの?」

「マーリン。拾った」

「はい。拾われました」

「あそ」

「もういいでしょ。早く戻って依頼うけよ。あとここで見たのは秘密だからね」

「わかったわ」

ディザレストを見られなくてほんとにっよかった。あれはかなりやばいからね。

まじの厄災が降臨してしまうよ。


〜〜〜〜〜〜〜〜

「さてどれを受ける?」

「じゃあ6級のオーガでどう?」 

いいんじゃない?」


無事に依頼も終わった。どうやら僕の幼馴染はかなりの脳筋らしく明らかオーバーキルだった。うちのパーティは最速で5級判定を受けるという快挙を挙げるのはまた別の話だ。



〜〜〜〜〜〜〜

「生徒諸君、期末には3〜6人でパーティを組んで試験に挑んでもらう。内容は対人戦、ダンジョン攻略、希望者は武道会だ」



パーティどうしようかな正直知ってる人なら何でもいい。本気出せば一人でも余裕で勝てるけど、でも翼は律の力だから出さずに自分の地力でやってみようと思う。魔力量は1垓分の1とかだけどそれでも平均の少ししたくらいあるし、全部使い切ってもすぐ降りてくるから実質出力が下がるだけだ。


「ミストパーティ組まないかい?」

「いいよあと誰入れる?」

「クローザかな。とりあえず3人で大丈夫だろう」

「そだね、あっクローザいるね」

「クローザパーティ組まないかい?」

「いいわよ」

「これで3人だね」

「対策としてダンジョン潜ってみるかい?」

「そだねどこ潜る?」

「樹海とかどう?」

樹海そこは僕もよく知らない

「樹海ってどんなとこ?」

「かなり深くまであって確認されてるのは72階まで、難易度の変化が緩やかで初心者にも優しいところだよ」


後から聞いた話だけどゾークたちもそれぞれの友達で組むらしい。

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なんか転生した @suzuyaritu

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