第4話

美月父 「……美月のこと守れるか?」


睦月【はい。守れます。】


美月父 「…今は、もうないかもしれないが、小児がんは、治ったとしても多少の発作や後遺症が残る。だとしても守ってくれるか?」


睦月は、美月父からの言葉に覚悟を決めたような目で、


【はい。おじさんが守ってくれたように、僕も誠心誠意守ります。】


「……よし。美月、なんかされたら、すぐパパのところに来なさい。睦月のこと引っぱたいてやるから。」


『ふふふ。うん!これからもよろしくね!パパママ。』


【よろしくお願いします。】


「もう堅苦しい挨拶は、やめないか。普通で話してくれ。」


【わかった。これからもよろしくお願いします。美月のお母さん、お父さん。あ。これからは、お義父さんお義母さんかな?】


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