秀逸短歌集!ほとばしる抒情性

作者独特の、
字余りの多い短歌ですが、
水がほとばしるような爽快感があります。

それでも、
作者にしては、
本作は抑制が利いていて、
そのせいか、
豊かな抒情性が波打っているような感じです。

意味を考えるよりも、
韻律つまりリズムと響きを味わうべき、
誰も真似できないオリジナリティーの薫り立つ短歌集。

推し短歌1首。

チュンチュン鳴いてるうるわしい青い鳥
アタシの肩にはもう停まってくれないんだ