日々(3)
「挨拶お願いします」
「起立 気をつけ お願いします」
酒井は相変わらず大きな声だ毎日やってるの大変だななんて酒井を見て毎日思う。
「復習として隣の席の人と教科書の本文を読んでいきましょう」
昂は机に突っ伏して寝てるこいつは起きてる授業ないのかよって思う
「本文読む時間だからあだこう早く起きて」
「うーんわかった」
笹野さん昂と隣の席で大変だなペアワーク昂のこと起こさなきゃだし
で景都はというとウトウトしている
「すーずーきおきろよ」
「あーごめんごめんマジでうとうとしてた」
申し訳なさそうに酒井に謝ってる
こいつの隣の席にもなりたくないなとこいつら見て思う。
若葉さんがこっちを見ていて聞いてくる。
「落合くんから先に読む?」
「うん 僕から読むね」
僕と若葉さんは本文を読み終えた。
読み終え寝始めたその姿に見えてないけど笹野さんも呆れてるだろうななんて思う。
そうこうしていたらチャイムが鳴り酒井が挨拶し授業を終えた
でスマホ片手に持つ昂に引っ張られ景都も急いでくる。
「じゃじゃーん 来希から返信来てました!!」
大きな声で昂は言う。
「なんて来てた?」
景都は目を輝かせている
「今から返信内容を読みます」
軽く咳払いした昂が
「まじかよ 昼には行くからおまえら僕にも奢ってよだそうです」
僕も面白がってしまう
「どんまーい 二人とも僕だけじゃなくて来希にも奢んなきゃじゃん」
「えーまじか しょうがねえな俺ら出費増えるやん」
そうだねって顔しながら昂が
「じゃあ なんて返す?」
「『お二人分払わせて頂きます』だな」
僕が笑って案を出す。
「バイバイ 俺らのお金さん」
悲しそうに景都は言う
「はい送信と」
早速送信する昂
覚悟を決めてる景都
僕は二人を見て笑っていた
そしてチャイムが鳴る
あって顔してから二人は自分の席に移動した。
提出プリントがある数学がやってきた。
「挨拶お願いします」
酒井はしっかり挨拶をした。
先週の復習から入り授業終わる10分前になった。
「そうだ 先週の宿題プリント提出」
「後ろの席の人から前に持ってきて」
先生はそう言い僕は後ろの席なのでプリントを集めるために立った。
「足立 今日はちゃんとやったか?」
「やりましたよー」
ドヤッてる昂
「ほんとか?見せてもらってないだろうな」
「えぇ先生酷い!!真面目にやったのに」
ちょっと悲しそうな顔して言う
「そっかそっか 疑って悪かったな」
すぐ先生は申し訳なさそうに謝っている。
まぁ僕の写してますよこのクラスのサッカー部の奴らは
僕は先生にプリントを渡し終え席に着いた。
プリントを提出していたら授業は終わりだ
酒井の挨拶で授業を終えた。
スマホを持った昂と一緒に歩いてくる景都
「楽しみにしときますだってさ来希から」
「まぁ僕も楽しみにしてるわ何買ってもらうかなー」
「えーまじ高いのは勘弁して」
手を合わせて僕にお願いをしてくる景都
「お願いだよ!!」
頭下げてくるお願いする昂
やめてくれ なんか僕が悪いやつみたいに見えるだろこの状況知らない人がみたら
「まぁ考えとくわー」
「やった!まじお願いね」
景都は目をキラキラさせて手を合わせてこっちを見てる
そんな会話してたら休み時間は終わった
挨拶をして授業が始まり朝練コンビは
顎に手を乗せてぼけーと黒板を見る景都
先生が話してると言うのにノートになんか描いてる昂
少しは真面目に授業受けろよ寝てないとこれかよほんと呆れるな
my family hate crime 星宮藍蘭 @aila_4438
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。my family hate crimeの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます