概要
終わったゲームで、誰かの記憶が動き出す
廃墟と化したMMORPG『エターナル・ワールド』に、たった1人ログインし続ける男がいた。
御堂ハルト、通称「Solo_Infinite」。
3年間、誰もいない街を歩き、誰も見ていない戦いを続けた。
フレンドリストは全員「最終ログイン:3年前」。
NPCだけが変わらぬ笑顔で、定型文を繰り返す。
それでも彼は、毎日ログインする。
なぜなら――ここが、友人たちと笑った最後の場所だから。
だが、サーバー閉鎖の通知が届いた日、全てが変わり始める。
突然現れた謎のプレイヤー【影】。
3年前に引退したはずの友人たちが、次々とオンライン表示に。
そして、過去を覚えているはずのないNPCたちが、ハルトの記憶を語り始める。
「3年前、君はここで笑ってたね」
これは、バグなのか。
それとも――ゲームが、記憶を保存していたのか。
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