幼馴染との再会を、夏の夜と花火という激エモな情景を繊細に描いた作品。小学生時代からの淡い想い。高校最後の夏に偶然再会する二人の距離感や心情が、まるでサイダーのように甘くて爽やか。ぎこちない、けれど勇気ある告白は青春そのもの!遠く離れてしまうけど、心の距離はぎゅ〜〜っと縮まってしまって……別れや出会いを意識する冬にこそ、読んでほしい短編です。
夏の夜、神社の石段に並んで座るふたり。花火の音が遠くに響き、満ちた月が静かに見下ろす。「月が綺麗ですね」――その一言に込めた想いが、光の花となって夜空に咲く。季節も時間も止まったような、青春の一瞬を永遠に焼きつける恋の情景詩。
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