幕間 違和感

※シリアスのまま行きたい方は読み飛ばして下さい

※性的なニュアンスを含むシーンあり(R15相当)











 あ…れ…?




 ジェシカは何度もこみ上げるお馴染みの波に、次第に違和感を感じ出した。目が重たくてうまく開けられない。




 さっきはびっくりするぐらい丁寧で、優しくて、すっごい、気持ちよかったけど。


 ないない。グレンがあんなに優しいとかない。あ、ほらやっぱり激しい。や、いつもより激し…っ。






 背中が痛い。ほぼ板の上じゃないか、ここ。


 それに、服が肌に擦れてヒリヒリする…。




「ふ…あ…!」




 波の感覚に堪えきれず、声も漏れてる。


 いや、漏れてるって、他人事ではないが。


 え?何?何か、変な夢見てる?


 恥ずかしい!


 絶望的な状況過ぎて、おかしくちゃった?




 さっきからグレンに抱かれてると当たり前に思ってたけど、それって変だよね?


 


 だって…。こんなところにグレンが来れるわけ、無いじゃないか。


 敵地王城に捕まってるんだから。




 うわっ!ちょっ!何!?足、思いっきり持ち上げられてるーっ!?


 あ、や…やん!ちょっ!だめ!だめーっ!!!




 あり得ない状況に、ジェシカは腕を突っ張り、何とか目を見開いた。


 そこには、ジェシカの片足を高く持ち上げている……グレンが、ほんとにいた……。


 そこでお互い固まって、しばし見つめ合う。




「!!??!??!!」




 ジェシカの声にならない意味不明の絶叫が響き渡り、グレンは突き飛ばされた。


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