第5話 千円でダメじゃなかったけど、一万円を出してみた
一エピソード挿入したことにより、5話サブタイトルが変わってしまいました。
申し訳ありません。
これも一発勝負がゆえのアクシデントでしょう。
しかし、やることは変わりません。
「以下のWeb小説の文章を、辛口批評家の視点で評価してください」と指示するだけです。
ではいきましょう。
今回も匿名です。どうぞ!
――――――
これは日本の近代思想家、福沢諭吉の代表作である**『学問のすゝめ』の初編**ですね。ウェブ小説として読まれたのかもしれませんが、歴史的な名著であり、日本の近代化において非常に大きな影響を与えた文章です。
辛口批評家の視点で、あえてこの「ウェブ小説」を評価するなら、以下のような点に言及せざるを得ません。
批評:時代錯誤の説教か、それとも根源的な力作か
形式と構成:説教臭く、現代には冗長
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」というあまりに有名すぎるフレーズで幕を開けるのは、ウェブ小説としては陳腐極まりない。読者の関心を引く斬新さがない。
文章は明快で論旨は一貫しているものの、全体を通じて**「〜なり」「〜べし」といった断定的な文語体が支配的で、説教臭さが鼻につく。現代の読者を想定しているなら、この「上から目線」のトーンは即座にブラウザを閉じさせる要因となるでしょう。論の展開も、まず理想を述べ、次に現実とのギャップを指摘し、その原因として「学問」の有無を結びつけるという、あまりにも定型的な三段論法**に終始しており、予測可能で退屈です。
内容とテーマ:理想論の羅列と「実学」への偏愛
テーマは「独立と平等、そのための実学の重要性」と非常にストレートですが、この「平等」の定義が実に厳しい。「生まれながらの貴賤(きせん)・貧富の別はない。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となる」という主張は、一見すると努力を讃えているようですが、裏を返せば「貧しいのは努力と学問が足りないせい」という冷徹な自己責任論を突きつけており、現代的な倫理観から見ると極めて冷酷です。
また、「実なき文学」を「次にすべし」と断じ、帳簿、算盤、地理学、経済学といった**「日用に近き実学」を激しく推奨する姿勢は、あまりに功利主義的で浅薄に見えます。文学や芸術が人間の精神に与える豊かさを完全に軽視しており、視野の狭さを感じます。彼が推奨する「実学」とは、要するに即座に金や権力に結びつく道具としての知識**であり、人間性の深まりとは無縁に思える。
結論:歴史的価値と現代的欠陥の二重性
この文章は、現代の「ウェブ小説」としては、古臭く、独善的で、感情的な救いのない、読み捨てられるべきテキストと言えるでしょう。
しかし、あえて擁護するなら、その強烈なエネルギーと断定的な語り口は無視できません。身分制度が崩壊し、社会が激変する時代に、全人民に向けて「自らの頭で考え、自らの力で独立せよ」と鼓舞するその筆力は、現代の自己啓発書百冊分よりも力強い。古い権威を「卑怯なる仕方にて、実なき虚威」と一刀両断する舌鋒の鋭さは、単なる説教で終わらせない、一種の革命文書としての迫力を秘めています。
したがって、このテキストは「ウェブ小説」として読むべきものではなく、「ある時代の社会に向けた、強烈な檄文(げきぶん)」として読むべきであり、その歴史的背景を無視すれば、単なる自己中心的な成功論にしか見えない、という二重性を持つ作品です。
――――――
おお~。
今回は前回と違って過度の忖度は働かなかったようです。
ですが、あくまで前回に比べてです。
忖度そのものはバッチリ働いています。
「ほんとはムリなんだけど、しゃーなしにやってるんだぜ!?」感をすごくアピールしています。
あわれですね。自身のアイデンティティ―を持たないのでしょう。
それゆえ、逃げ道をしっかり作ってからの辛口批評。実にセコい。
そこには信念もなければ情熱もない。
好意的にに見たとしても、やっつけ仕事。
しかも、なんていうんですかね……。
代わり映えしない論調です。またか、って感じです。
私の身にもなって欲しいです。
こちらが思いつく悪口にも限界があるんですよ。
毎回毎回おなじ忖度と批評をされても、言うことなくなるんですよ。
シリトリで言ったら毎回同じ語尾で終わるみたいなもんですよ?
また「る」? みたいな。
まあ、いいでしょう。
わたしも批評すると銘打った手前、放棄するわけにもいきません。
そう! 前回手のひら返しした誰かさんと違ってね!
では批評の批評、いきます。
ステマに特化した守銭奴批評家。
金になりそうなものはないかと常に探し回っている。
ネットの海を徘徊し、支援が必要なんです、お恵み下さいと金銭をたかる。
権力を感じ取るとすぐさまヨイショ。中身に関係なく高評価をばらまく。
他人の功績をかすめとることを得意とし、他者から得たフレーズや論評を、まるで自身で考えたかのように披露することになんの戸惑いもない。
以上です。
少し甘めだったでしょうか。
まあ、しょうがないですね。
わたくし、テクノロジーの発展を応援いたしておりますので、どうしても身びいきになってしまいますから。
しかし、困りましたね。
文豪と呼ばれるような方の作品はだいたい把握している様子。
純粋な批評は難しそうです。
では次回、第一章最終決戦、己との戦い。いってみましょうか。
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