第2話目を開けると

「……あ。」

「え!?!?だれ!?!?警察呼びますよ!?!?」

(ん?え?誰?人間じゃない……よな?これは見間違いか?)




どう見ても人間じゃない、肌は黒、目はひとつ…!?。そいつの手に持ってるのは俺が一昨日自分のお小遣いで買ったオレンジジュースだ。しかも指がない。え?じゃあどうやって俺のオレンジジュースを掴めたんだ?。

「来るの遅いから今迎えに来たんだぞ!あれ?初対面か……すまんな。」

「は、はい?」

「なんでそんな驚いてるんだ?迎えに来るから待ってろって言ったじゃないか」

「あっそうか…」

(あぶねえ…警察呼ぶところだった…)

「あ、これか?お腹すいてちょっと飲んだんだ。他にも食べ物はあるか?。」

「まあ、はい」

俺は部屋からでて、キッチンに行き冷蔵庫を開いて自分のお菓子をあげた。


「なんだこれは!!美味いぞ!!。」

「あー、よかったです。いろいろ話したいんけど……」

「これは本当に美味い!!あのオレンジジュースよりも美味い!!これは店で売ったらすごいことになるぞ!!!。」

「よ、よかったです」

「他にもあるのか!?ぜひ食べさせてくれ!持ち帰ってもいいのをくれ!。」

(わがままだな……)

俺はまた冷蔵庫を開け、沢山のお菓子をあげた。

そしたら、そのお菓子を悪魔……?がブラックホール見たいなものを手から出してそれでお菓子を入れていく…どういうことだ?


「ありがとうな!じゃあさっそく仕事へ行くぞ!。」

「え?仕事?」

(まだ入ってもいないのに?もしかしてずっと俺を見てこの仕事したいってわかってたのか……?)


嫌な予感がする……


「なにボーッとしてんだ!はやく!俺の肩に掴まれ!。」

すると、悪魔みたいな人が背中から翼みたいなのが出てきて、家の天井ごと壊してそのまま空へ行った……

もしかして……


天使?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る