ヤミーバイト、始めました

@emimaru_novel

第1話 お金が欲しい


 「金欲しいなー……」

そう、俺の名前は かやと、最近お金が無いから 仕事についていろいろと悩んでいる。


(やっぱり俺の他にも仕事に悩んでる人いないかなー )

俺は自分の部屋に行きながらポケットからスマホを取り出し、ベットに寝転がりSNSを開いた。

俺はSNSで「仕事」と調べた。

そしたらいろんな自分にピッタリな物が次々と出てくる。

さすがネット…

そして1番下までスライドして見ていると、自分に1番できそうな仕事がでてきた。

【この仕事マジオススメ!!給料も多い!!ただ箱を運ぶだけ!!】


(よし!決めた!)

「これにしよう!!!」

俺は思わず声に出した。


【迎えに来るから待つように!!】


(もう決まったし、そのまま寝るか…これの後は明日にしよう……)


そしてそのまま俺は寝た……



そして次の日

俺は他のSNSで自分にぴったりの仕事の画面を写真撮って、自慢のようにみんなに送った。

【自分にぴったりな仕事やっと見つけた!】

俺はスマホを閉じようとした瞬間、スマホからたくさんの人からコメントが来た。

今まで最高でも3人のコメントしかこなかったのに……

俺は早くスマホを開き、みんなのコメントを見た。


【え?そんなの調べても出てこないよ……】

【箱運ぶだけで給料多いとか闇バイトじゃねえか?】

【まだその仕事やってないよね?大丈夫……?】

【早く警察に言った方がいいよ!】

そういうコメントが多かった。

(はぁもうみんな心配しちゃってー大丈夫だろー!)

俺は絶対にそんなことないと思い、スマホを閉じた。



「……ん?」

俺は気づいたら寝落ちしていた。

そして目を開けると



「誰?」


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