第2話杜の都

 いよいよ旅行当日、母の車に揺られながら今逃げようとしている自分に対する嫌悪感と旅行が楽しみな気持ちが混じる、気持ちの悪得体のしれない感情を抱きながら、目的の駅の近くに着いた。

母に礼を言って車を降りて、足を駅の中に向かわせた。

しばらく家から出ていなかったので、駅の中の人の多にびっくりしながら、ホームに向かうと、今回乗る電車が止まっていた。

ボタンを押しドアを開けると、満員だった、仕方がなく電車の後に立つ事にした。

自分が乗り込んだ後も、いくらかの人を乗せて、いよいよ旅の始まりを告げる様に、電車は静かなモーター音を響かせて走り始めた。

1日目の目的地は仙台、東北1の都会で別名杜の都、街並みが綺麗で自分自身好きな街の一つだ。

そんなこんなしていると、ちょうど席が空いたので座った、不思議な物で小刻みに来る電車の振動が心地良く、気づけばぐっすりと眠りに落ちていた。

その後の乗り換えを何とか、寝過ごさずにこなして、クラゲの様に電車に揺られて外が冬の暗さになった頃に、1日目の目的地杜の都仙台に到着くした。

人の流れの早さ多さに、驚くと同時にその人混みにどこか安心を感じる等自分でもうまく説明出来な複雑な感情に支配されながらも、ネットカフェを予約した時間まで4時間程時間を潰さなければならない、少し腹が空いたので取り敢えず、夕飯を食べる事に。

夕飯は何が良いだろか、牛丼ラーメン様々な店の看板が目につく、こんな感じに食べたいものを選んでいるだけで、何だか生きている感じがする、少し背伸びをした気持ちだ。

駅の周りの繁華街を歩き、最後はうどんを食べる事にした。 

チェーン店のうどん屋に入り、ちくわ天とコロッケを皿に盛り、うどんはぶっかけを頼み椅子に着いた。

うどんはとても美味しかった、15分程で食べ終えて、まだ時間があるのでまた街を歩く、輝くダイヤの様な街を歩き気になる店に訪ねる等をしていると、時間が来た。

ネットカフェ自体始めて泊まるので、ドキドキしながら手続きを進めて、ブースに入り直ぐにシャワーを浴びると、心地よい歩き疲れも手伝って、眠りに落ちて1目を終えた。

次回は熱海温泉に泊まります。










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クラゲの旅行記 腰越朱菜 @ysv

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