5.ライバル出現?
「犬派ですの? 猫派ですの?」
「
*
「
「蛇も好きだよ」
*
「へ、蛇さんもその……可愛いと思いますわ」
「じゃあ巻いてみるか?」
「さすがにこんな宇宙しかない場所に蛇さんはいないですわよね?」
「巻いてみるか?」
*
「え、生き残って……いないですわよね? だって地球が滅んで何億年経っていると……」
「巻いてみるか?」
「いや、その、お許しください。爬虫類は苦手なのですわ。まさか本当におられるのです? 蛇さん……」
「いない」
*
「
「無理して可愛いって言うお前が悪い」
*
「ちなみに犬派ですの? 猫派ですの? なお哺乳類以外の回答は禁止ですわ」
「ハエトリグモ」
「質問はちゃんとお聞きください」
*
「ハエトリグモ可愛いだろ」
「えっと……はい。可愛いと思います……」
「手に乗せてやろうか?」
「またこの展開ですの?」
*
「どうせいないのですわよね?」
「手に乗せてやろうか?」
「やれるものならやってみやがれ……ですわ」
「ほい」
*
「なんで……なんで……地球が滅んで何十億年も経っているのに、蜘蛛さんが生き残っているのでしょう……!?」
「それは俺たちも同じだろ」
「
*
「可愛いだろ、ハエトリグモ」
「まあ、こう見ると……ちっちゃくて可愛いかもしれませんわ」
「お前より可愛いだろ」
「この複眼ガール(?)は
*
「まあでも、いくらハエトリグモが可愛いといっても、恋のライバルにはなり得ませんわ! だって虫ですもの!」
「…………」
「その視線ですべてを悟りました。生まれ変わったらハエトリグモになりますわ」
「待ってるよ」
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