第3話 学部別授業

湊side

今日は待ちに待った学部別授業の初回!高校時代に体験授業で心理学の授業受けたらものすごく面白くてこの学校に入りたいって思ってたから今日が一番楽しみだったんだ!さ〜てと…ここはどこだ?もしかして…私また迷った!?


「ど、ど、どうしよ…澄春先輩も玲央先輩も学部違うから頼れないもんな…」

「えっと…あの、大丈夫ですか?」

「うわぁ!えっと!大丈夫じゃないです!」

「あ、やっぱり大丈夫じゃないですよね笑…あ、僕は心理学部一年の田中航平。君は?」

「え!心理学部の一年生!?一緒だ!私も心理学部一年の早瀬湊だよ!よろしくね!」

「そっか、早瀬さんは川谷クラスなんだね」

「そう!田中くんは阿澄あすみクラスなんだよね?」

「そうそう」

「あ、そうだ!田中くん!もし嫌じゃなければ下の名前で呼んで?同い年なんだしさ!」

「あ〜…じゃあ僕も下の名前でいいよ。よろしくね?湊ちゃん」

「うん!よろしくね!航平くん!」


道に迷ってたらたまたま会った同じ学部の田中航平くん。高校時代は陸上部でエースだったらしい。昔から心理学のお話が好きでこの学部に入ったんだって〜。運動できる人ってすごいな〜


「みなさんこんにちは。心理学部の授業を受け持っている秋谷あきやです。僕たち学部別講師のことは〇〇講師か〇〇さんって呼んでください。これからよろしくお願いします。」


秋谷講師…私が高校の時に秋谷講師の体験授業を受けて心理学部に入りたいって思ったんだよね…やっぱこの人の教え方好きだな〜。


「それじゃあ、早速一発目の授業をやっていきましょうか。」


「授業…おっもしろかった〜!!」

「湊ちゃんお疲れ様〜」

「お!航平くんもお疲れ〜」

「授業面白かったな〜」

「そうだね!やっぱ心理学って面白いな〜」


「湊〜!」

「ん?あ!澄春先輩!と雫さん!お疲れ様で〜す」

「湊。学部別授業どうだった?」

「すっごい楽しかった!雫さんは??」

「私も面白かったよ。」

「湊は確か心理学部だったよな。だから…秋谷講師か」

「澄春先輩、秋谷講師のこと知ってるんですか?」

「まぁ、そりゃ〜ねぇ?」

「湊ちゃん。そのふたりは?」

「あ!航平くんごめん!えっと、文芸部の鹿島雫さんと一宮澄春先輩!」

「文芸部一年の鹿島です。」

「同じく文芸部2年の一宮澄春です。」

「一宮先輩…あ!あの演劇サークルの!?あ、僕は心理学部の田中航平です。」

「航平くん澄春先輩のこと知ってたの!?」

「いや、知らなかった湊がおかしいんだよ…」

「あれ?笑 ま、まぁいいじゃないですか!結局知ったんで!」

「はぁ…」



そんなこんなで楽しい初授業は終了しました!これからの大学生活、楽しみだなぁ〜!


さて、次回は!ついにサークルの体験会!私は寝てたので演劇サークル以外わかりません!笑

澄春先輩に会えるの楽しみだな…それじゃあ次回もお楽しみに!

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好きになってしまい、ごめんなさい 明星麗亜 @reia_akeboshi

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