第1話 俺、男ですよ???



 

 俺は急いでハクレンさんの居るお部屋に向かう。確か、メイド長曰く、東棟の塔らしいけど、、、、



バンッ

「お邪魔します!!」


「何事!?!」


「ステータス確認させて!」


「いきなりの訪問でそれ?!、って、結斗ゆいと氏じゃないの、」


 ハクレンさんも八英雄の1人。吸血鬼国の王ハクレンさん。その名の通り、吸血鬼で白い肌と1つ結びにしている白髪に赤い目をしている。


「ステータス確認ねぇ、良いんだけど」


「けど?、、ぁ、もしかして、対価とか必要な感じ???、、、血、血ですか!?」


「違う違う!!そんな事言ってないでおすし!と、とりあえず、、この文字盤に魔力を注ぐイメージで魔力を注いでみてクレメンス」


「ぁ、、うん、、、、と言うか、ハクレンさんオタク用語出てない?」


「結斗氏の居る世界のアニメや漫画の文化は大変面白いですからなぁ、某の癖でござるよ」


「わぁ、イメージと大分違うなぁ、、、、、、、、よし、出来たよ」


「見せてクレメンス、、って、な、なんとこれは!全部の魔法属性が使えるじゃないの?!それに魔力量も多い!ん?、このスキルインターネットショッピング?」


「!、見せて下さい!、、詳細が書かれてる。何々、地球の商品であれば何でもお取り寄せ出来る。ただし生き物は不可、、、、との事。と言う事は、、、、、、、、えっと、ぁ、スキル【インターネットショッピング】、、、、出た」


 俺が唱える感じで言うと目の前に画面が現れた。

 ハクレンさんも驚きながら目で解析する。

 他にはお金を入れると、商品が買える、、、、か。お金、、、、


「結斗氏、はい俺からのお小遣いだよ。この中に入っている金貨は好きに使ってくれて良いんでござるからね」


「ぁ、ありがとうございます。って、重、、それに金貨って」


 大量の金貨が入った袋を渡されて重さで少しよろけてしまう。


「そっちの世界で言うと、銅貨は100円、銀貨は1000円、金貨は10万円だよ。こっちの世界ではこれで支払いが出来るから、これの他にも白金貨って言うものあって100万円するんでござるよ」


「へぇ、そうなんだ。ぁ、って突然来てステータス確認させてくれたお礼になんか買いますよ!」


「!、本当!?なら、転スラ買ってクレメンス!!」


「オタク、ですね、、、、まぁ良いよ、買います」


「ありがとうでござる」


「そう言えば、ハクレンさんっておいくつなの?」


「某?、某は240歳でござるよ、リオ氏が278歳ですな」


「、、、、ハクレンさん、見た目とてもお若いですね」


「某一応吸血鬼でござるからな?1000歳ぐらいまで生きるでおすし」


「ぁ、そうだった」


 俺は年齢に驚きながらも転スラの漫画版全巻を買うと、段ボールが急に目の前から現れて開けると入っていた。


「あの、たまに此処来ても良い?、なんか落ち着くから」


「ぇ〜、某1人になれるお時間欲しいんですが〜」


「あっちの商品内緒で買うから」


「結斗氏、これ此処のスペアキーでござる」


 あっさりと許可を貰い、鍵を渡された。

 次に俺が向かったのは花園。綺麗だと執事さん達が話しているのを聞いたからだ。


「色々あるな、スミレ、こっちはたんぽぽ、これは何だ?」


「それは霞草だね。花言葉は「感謝」、「幸福」、「無邪気」」


「霞草、そうだった、、、、」

「!?誰?!」


「あぁ、驚かせてすまないね、俺はエルリック、八英雄の1人だ」


 俺はいきなり現れた人にビックリして声を荒げながら見る。

 そこには透き通る様に綺麗な金髪に青い目、そして特徴的な長い耳、、、、エルフ。

 それに、エルリックって、確か八英雄の1人でエルフ国の王、大賢者エルリック。


「君が花園に居るのにビックリしてね、声をかけたらこんなにも驚くとは思わなかったよ」


「すみません、エルリックさん、何で花園に?」


「僕はこの先にある薬草園に用があってね」


「薬草園?」


「結斗君、気になるんだったら来てみるかい?」


「良いんです、じゃなくて、良いの?」


「うん、花嫁であるんだ、それに君なら全然ウェルカムだよ」


「そうですか」


 少し神秘的な雰囲気を感じる。

 この人も多分俺よりも何十歳も年上なんだろうな、そう思いながら薬草園の中に入っていく。


「うわぁ、凄い、色んな薬草がある」


「僕が栽培しててね、薬草学の研究に使ってるんだ」


「薬草学の研究?」


「うん、この世界は治癒魔法でどんな怪我も病気も治してしまう。でも、いざとなったら僕の作った薬で、治療出来たらと思ってるんだ」


「!凄い、とっても凄い研究じゃないですか」


「そうだね、結斗君からしたらそうなのかもしれない」


「、、、、何かあったんですか?治癒魔法がある限り、薬なんてこの世界には必要がない、と僕はたまに思ってしまうんだ。この研究は不必要なんじゃないかと」


「、、、、、、、、俺は不必要じゃないと思i、思う」


「そうかな」


「はい、俺の世界は魔法なんて存在しないから薬有きなんだ。だから薬で風邪だったり治す。それに治癒魔法があった所で、いざとなって治癒魔法が使える人がそばに居ない時はどうするんだって話だ」

「エルリックさんが作った薬がこの世界を救う事だって全然あると俺は思う」


「、、、、、、、、結斗君にそう言われると心が軽くなったよ、ありがとう」


「いえいえ、、、、それに俺の髪色、白髪じゃないですか、元は黒髪だった。ストレスで白髪になってそれ以降変わらず」


「うん、、、、知ってるよ」


 ー結斗の髪色は元はとても綺麗な黒髪だった。だが、両親、兄姉の死をきっかけに髪が急激に白くなった。元から綺麗な顔立ちもあったせいもあり、小学生時代はそれはそう苦労をした。だが、それを気にする事はなく、黒髪にしようとも思っていなかった。何故なら、これは戒めなのだとー


「こっちの世界だったら元の髪色に戻る事は簡単。でも、そんな事はしない、、、、それに、魔法があるから怪我もして良いとか、病気になっても怖くない、とかそんな環境に慣れたらダメだと思う。治らない事を実感する事も良い事だと思うし、それに薬って言う頼れる味方があれば、魔力の消費もないと思うんだ」


「、、、、、、、、結斗君は良い子だね。本当に、、、、うん、あぁやっぱり君の事を手放したくないな、今日来たばかりなのに、君の事を愛おしいと思ってしまう」


「!、愛おしい、って」


「君の事を小さい頃から知っている。これは親心なのかもしれないと思われても良い、だけどね、僕は勿論八英雄は君を本当に愛おしいと思っているんだよ、、、、それだけは忘れないでね」


「、、、、はい」


 エルリックさんの言葉に俺はそう素で言った。

 そうだよな、この人達は俺の事をあの円盤からずっと見ていた。

 俺が知らなかっただけで、俺の事を大事に思ってくれているんだよな。


 そう、俺は心で思いながら歩いていると、曲がり角で誰かにぶつかってしまった。


「イテッ」


「!、すまん!、って、結斗じゃないか」


「、、、、デュリス、さん?」


「そうだ、ぶつかってすまんかったな」


「いえいえ、、、、(やっぱり巨人族ってデカいな)」


 俺がぶつかってしまったのは勿論、八英雄の1人、巨人国の王、岩石王デュリスさん。巨人族と言っても50m見たいな身長じゃなくて、デュリスさんは265cm、俺よりも95cmデカい。

 なので今現在見上げている。


「とりあえず、あそこのベンチ座るか」


「そう、ですね」


 デュリスさんの提案でベンチに座ると早速話を始める。


「俺達の都合でこっちに連れて来てすまんかったな、」


「いえいえ、今はビックリしてしまいましたけど、それに何の感情、恋愛感情とかなかったら1ヶ月後には帰れますし」


「結構受け入れるん早いな笑、でももし恋愛感情出たら、此処で暮らして、後継とか産まんといかんくなるぞ」


「、、、、ぁ、そうだった、俺子供産める体だったんだった」


「忘れてたのかよ笑」


 色んな人と話しててすっかり忘れてしまった。そうじゃん、そうだったじゃん。

 、、、、俺、デュリスさんもだけどリオさんとかの受け入れれるかなぁ、いや、まず何で俺が受け入れる側、ぁ、花嫁だったぁ。

 いや、まず恋愛感情ないまま1ヶ月後になれば良いんだったわ。


 俺は頭を抱えたりしながら頭の中で葛藤していると、ふとデュリスさんのネックレスが視界に入った。指輪が2つ?


「デュリスさん、その指輪って」


「ん?、あぁ、これは妻の、亡くなった妻の指輪だ、、、、結斗には言わんつもりやったけど、結斗ならええか」


「妻、亡くなった?、どう言う事、ですか」


「俺らは運命の花嫁以外と結婚する事も子をなす事も出来ない、でもなぁ、俺は好きになった人が出来た。それが妻だった。でも、子供を産んですぐに亡くなってしまったんや」


「、、、、」


「ぁ、別に俺結斗を責めてるつもりないねんで、それだけは分かって欲しい。亡くなった事はもう受け入れとるし、それに、、、、俺は結斗にそんな辛い顔して欲しくないんよ」


「、、、、俺のせいで、奥さんが亡くなったのに何で責めないの。俺が居たから、大事な奥さん死なせて、、、、俺が生まれなければ良くて死ねば良かったのに。俺のせいなのに、俺なんて人に不幸しか振り撒かな 「結斗は俺らの大切な人だ!」、!」


「確かに昔は、運命の花嫁とか恨んだ時期はあったで。でもなぁ、結斗の顔を見たらそんなもん無くなった。それになぁ、結斗のせいやない、、結斗が誰かに不幸振り撒いてなんかない、」

「俺は、俺らは結斗が大切だ。だから、いくら結斗でも俺らの大切な人を侮辱するのだけは辞めて欲しい。結斗は自分自身をもうちょっと優しくして、お願い」


「、、、、ごめん、なs 「謝るのも禁止」、、、、えっと、その、、、、はい」


「うん、よろしい」ナデナデ


 デュリスさんの圧もあったけど、スッとそう言えた。

 大事な人を失った、同じ境遇だからこそ、俺の事も理解出来るのかな。

 俺は少しデュリスさんを父に似ていると思ってしまった。


 デュリスさんと離れて少し歩いていると、剣を振るう音が聞こえた。

 俺は興味本位で音の聞こえるところに向かうとそこには、、、、


ブンッ シュッ ブンッ シュッ


「(とりあえず汗が出てもイケメンなのは分かった。あれって確か、)」


 少し隠れながら見つめる先には狼の獣人であり八英雄の1人で獣人国の王、月王ロアさん。左目を髪で隠している。あの姿は確か、獣化の1つなんだっけ?


 限りなく獣の姿に近づけた姿と限りなく人に近づけた姿の2つの性質を獣人は持っている、とメイド長から教えて貰った。


 すると、


「そこ、誰だ。隠れてないで出てこい」


「は、はい!」


「、、、、お前か。なんの用だ」


「用って言う用は何もないんですけど〜((ジリジリと近づく」


「なら部屋に帰れ」


「ぇ〜、少しはお話とかしましょうよ」


「しない」


「いや、でm 」


 俺の言葉を遮るように強い突風が来た。すると、ロアさんの隠れていた左目が風の影響で見えた。

 それに気づいてすぐに隠すが一歩遅かった、俺は既に色を確認したのだから。


「ッ、み、見たか」


「ッ〜〜〜、ロアさんってオッドアイなんですか!!?緑と紫かぁ、混ぜ合わせって事かぁ、とっても素敵、なんで隠したのか不思議!」


「!、、、、気味悪いと思わないのか、お前は」


「?、何で気味悪いと思わないといけないんですか。とっても素敵なのに」


「、、この世界ではな、オッドアイは忌み嫌われているだ。呪いとも言われている、だから、」


「呪いってこんな素敵な目を持ってるのに???ナイナイナイナイ、、それに考えてみてくださいよ。オッドアイを持って呪いみたいな事起こった?」


「いや、風邪が流行ったりしただけだ」


「それを呪いって言うんだったらアマちゃんです!」


 俺はそう断言した。

 こんな事で呪いなんて後世に語り継いでいる人達はアホなんじゃないかと思う。

 こっちの世界じゃ、コロナちゅうウイルス蔓延してた時期あったんだからな。


「じゃあこの目の傷は、怖くないのか」


「全然、だって何で傷が付いてるのに怖がらないといけないの?、俺は何でその傷が出来たかは知らないけど、、もし誰かを守る時に出来た傷なら俺はロアさんが誇らしいですもん」


「!、、、、お前って馬鹿だろ」


「失礼な!これでも全教科80点以上は取りますよ!」


「少しは心が晴れた。ありがとうな、、、、結」


「、、、、それは良かったです。そう言えばロアさんっておいくつで?」


「65だが」


「、、、、お若いですね」


「お前の世界じゃ普通にジジイだろうが」


「いやぁ、」


「褒めてねーんだよ」


「ぁ、そうですか」


 そんな会話をしてから俺はまた1人で歩く。少し歩いていたら図書館と書かれた所を発見。

 この世界に来てから何故かこっちの世界の言葉も何故か解るようになってしまった変なチートが発生しているのはさておき。

 図書館に入り、探索しながら歩いていると、ある人物を発見する。


「!、ゼンさん」


「?、結斗君、、どうしたんだい、本でも探しに来たの?」


「いやまぁ、そんな所です。ゼンさんは?」


「俺は色んな国の事を調べてる。ほら、俺は王になってまだ日が浅いから、少しでも国に の為に知識を蓄えないといけないから」


「大変、ですね」


「大変だけど、、、、俺結構有意義だと思う。八英雄になった事で長命になって、その分国を良くする事が出来る。連合国を作るって案を出したのも俺だしね」


「そうだったんだ」


 連合国、八英雄が王となる8国が連合となった国。

 花嫁となる者と過ごし、各国からのアクセスを増やしている、とメイド長から教えて貰った。


「この世界をもっと良い世界にしたら、もし次の世代の八英雄の花嫁が来たら過ごしやすい世界に出来るでしょ」


「、、ゼンさんって優しいですね」


「そうかな、俺は結構欲深い男だよ」


「え?」


「君を元の世界に戻したくないし、君を独り占めにだってしたいし、、、、君をぐちゃぐちゃになるまで抱きたいとも思っているんだから」


「、、、、ボフッ/////////」


 ー突然の言葉に結斗は顔を真っ赤にしてしまう。誰にも言われた事のない、いや男に対して言われるとは思っていなかった言葉を言われてしまったから恥ずかしさもあるが衝撃も覚えたのだ。意外とピュアなのであるー


「な、何急に、、/////」


スリッ

「可愛い、、そんな可愛い顔されると、我慢出来なくなっちゃうy ゴンッ イデッ」


「アホゼン、結に何してんだ」


「!、ガウルさん」


 突然のガウルさんの登場に少し驚く。


「ガウル、何すんだよ」


「夜ご飯で呼びに来たら、何結に手を出そうとしてんだ」


「それでも本で叩くな〜」


「はいはい、、結、そうだ。マレシアス、食堂まで連れて来てくれない??、多分中庭に居ると思うから」


「分かった、行ってみるね」


 俺はそう言い、2人から離れてマレシアスさんこと、八英雄の最後の1人で魔王国の王であり、魔王マレシアスさんの所に向かう。

 ガウルさんの言葉通りに中庭に向かうと本当に居た。ポツリと立っていて、羊のような白いツノが特徴的だ。


「マレシアスさん、、、ですよね?」


「、、結斗か、どうした」


「どうしたも何も夜ご飯のお時間なので呼びないけど、ガウルさんに言われて」


「そうか、俺は食堂に行こうとしたら何故か此処に行き着いてな」


「ぇ、、、、(この人もしかして方向音痴、的な感じの人か?)」


「いつも何故か此処に着いてしまうんだ、何故だ?」


「さぁ、何故でしょうね。とりあえず、食堂まで行きましょう」


「あぁ、分かった」


「違う違う、こっちこっち」ギュッ


 反対方向に行こうとするマレシアスさんの腕を思わず掴んでしまった。


「、、食堂に着くまでは掴んでおくので」


「、、、、分かった」


 そうして何とか食堂まで行ける。この人が1番不思議な感じ。


「結斗は小さいな」


「、、、、これでも元の世界だと平均的な身長なんだけどね」


「それに細い」


「筋肉付かないだけ、これからもっと付くはず」


「それに軽そうだ」


「あのねぇ、そっちからしたら俺は小さくても、元の世界だt 」


「それでいてとても美しい」


「、、、、へ?」


 マレシアスさんの言葉に思わず唖然としてしまった。

 美しい?、、、、美しい、、、、!!?!?


「///// な、何言って」


「今まで見て来たモノの中で1番だ。守りたいと思わせてくれる」


「、、、、ぃ、意外とロマンチストなんだな」


「ロマンチスト?」


「ぁ、こっちにない単語なのね、いや知らない可能性もあるか」


「ロマンチスト??、とはなんだ」


「忘れて、」


 少しの恥ずかしさを覚えながら、マレシアスさんと食堂に行く。

 八英雄が全員揃い少し迫力を感じる。

 ご飯を食べ勧めている中で、リオさんに話しかけられた。


「結斗、まだ初日だが今日1日はどうだったかな」


「とても楽しかった、です。まだまだ慣れない事もあるけど、」


「そのまま、此処に居続けて欲しいよ」


「リオ、無理強いは禁止だって言っただろ。それと、結、今日から俺らの事はさん付け禁止な」


「ぇ、でも、」


「俺らは対等な関係になりたいんだ。さん付けなんてされたら、俺らが上だと思うだろ?」


「ガウル氏と同意見でござるよ。結斗氏のさん付けはちょっと解釈の不一致ですしの」


「、、、、分かった、さん付け、辞めるよ、、、、ガウル、ハクレン」


「おぉ、呼び捨ては最高ですな」


「1ヶ月後、結斗君はどんな感情なんだろうね、、」


「普通の感情です、、、、!」


「絶対に、、、、堕としてみせるよ」


「エルリックは物騒やで。まぁでもそんな簡単に諦められる程柔やないけどな」


「、、、、こっちも物騒」


「そうか?」


「デュリスが真顔でそう言うと怖い。そう簡単に諦める事は出来ないからな」


「、、、、、、、、なんか、もしかして、あれ」


「?、どうした、結」


「何か思いついたのか?それとも思い出したとか?」


「いや、その、もしかして」


「もしかして?」


「結斗、なんでも言ってみろ」


「みんなって、もしかして俺の事、、、、恋愛的に好きなの???」


「「「「「「「「そうだが、今更なのか???」」」」」」」」


「、、、、おっと、マジか」


 俺は新事実と言うなの、8つの好意を向けられていた事への驚きで頭がパンクしそうだ。

 そして言っておく、俺は男を好きになった事はありません。































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【BL】八英雄の花嫁〜俺男なのに???〜 橋本衣 @yuitakahasi

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