第十一話 2人の答え
圭一とレナは互いにうなずいた。
「俺たちはもう繰り返さねぇ!」圭一が叫ぶ。
「そうだよ。過去に囚われてちゃ、前なんて向けないよ!」レナの声が重なる。
梨花と沙都子は互いに手を握り合い、同時に答えを口にした。
「繰り返しも、崩壊も選ばない!」
「私たちが欲しいのは……“未来”よ!」
その言葉が響いた瞬間、制御装置が轟音と共に爆発した。
赤い光は掻き消え、鐘の音も止んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます