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今朝は昨日よりも遅く起きた。昨日の実験によるフォースの消耗と、新しい力の興奮で体が疲弊している。衛星基地の奥で、シスの知識に基づいたフォースの訓練を再開した。今日は、フォース・チョークの応用を試みた。ジェダイは戦闘以外でフォースを生命に対して使うことを禁じているが、私は基地にいる鼠に対してこれを使ってみた。


怒りと集中をフォースに注ぎ込むと鼠は苦しみながら宙に浮き、すぐに絶命した。その一連の動作の容易さと、フォースの流れの絶対的な強さに私は陶酔した。この力こそがパドメを守り銀河に平和をもたらすための真の鍵だ。ジェダイがこれほど強力な手段を拒絶していたことが私には信じられない。


昼食は、昨日と同じく味のない乾燥パック。食事中にふとオビワンやヨーダがこの私の行動を見たらどう思うだろうかと考えた。彼らは私がダークサイドに足を踏み入れたと断罪するだろう。彼らの教えでは、私はすでに堕ちた存在だ。


私は鼠の死体をフォースで消し去ったが、良心の呵責までは消し去れなかった。力が強くなるにつれて、罪悪感もまた強くなっている。私は自分に言い聞かせた。「これはより大きな善のためだ。パドメのためだ。私は悪ではない。私はただ、必要なことをしているだけだ。」


貨物シャトルに備え付けの古いホロネット端末で、コルサントのニュースフィードをチェックした。クローン戦争は依然として激化している。ジェダイが前線で苦戦している様子が報じられていた。


夕方、再びシスの訓練に入ろうとしたとき、突然強烈なフォースの警告を感じた。それは私が感じたことのないほど冷たく鋭い感覚だった。そして、脳裏に鮮明な予知が浮かんだ。それは、私が漆黒の鎧をまとい、ライトセーバーを構え、目の前でパドメが苦しんでいる姿だった。私は慌てて訓練を中断した。このヴィジョンは、私が彼女を救うどころか、彼女を傷つけるかもしれないという恐ろしい可能性を示唆していた。私は彼女のために力を求めている。このヴィジョンは、ジェダイの教えが私に植え付けた迷信に違いない。


議長にスクランブラーで本日の進捗と、フォースの増幅について報告した。ヴィジョンのことは話さなかった。議長は私の成功を心から喜び、「素晴らしい。君のフォースは、シスの偉大な師たちのそれに匹敵する。疑念は最大の敵だ、アナキン。愛する者を守るという君の決意を揺るがせてはならない」と諭した。


私は、彼の言葉に力を得た。そうだ。私はパドメを守る。この道の先に、彼女の安全が保証されるのなら、どんなに深い闇であろうとも進む。日記のページを閉じながら、私は自分の目に手を当てた。鏡で見た赤みは、私のフォースがダークサイドに染まりつつある証拠だろう。私はもう、純粋なジェダイではない。私は力を選んだ。そして、その力は、私を故郷から遠く引き離し、私を孤独な怪物へと変えようとしている。


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