こころの一方通行

クライングフリーマン

こころの一方通行

 ================= 基本的に????? ============

 さとみちゃん、ごめんね。お手玉しながら、君が合図していたことに気づかなくて。

 玉田さん、ごめんね。玉井さんの方ばかり向いてて。あの「豚の貯金箱」まだあるよ。

 出口さん、ごめんね、樋口さんのことばかり考えてた。見事に振られたよ。君の言う通りだった。

「ここから、何行、同じような文が続くの?」

「50行・・・かな。」「多い。」

「ボツ。お前さ、正直すぎるんだよ。だから、いつも損をしてきた。でも、本気で不良に脅されたことないって言ってなかった?」

「言ったかも。変わってるからだよ。案外、『これもあり』かな?って思ってたかも。」

「そんなこと考えたことない。」

「夢に、お袋さん出てきて、『坊さんは?』って言ったって。」

「うん。」「それ、お前だよ。お前の分身が夢に出てくるの。死んだら、魂が・・・って言うだろ?」

「うん。」

「見た人いるの?分かんないよ。案外、何もない殺風景なとこかもよ。『あの世』って。」

「そうかもな。」「体調悪いとさ、ネガティブシンキングにうなりやすいんだよ。ポジティブ、ポジティブ!!」

「ああ。今日の診察、どうだった?」

「ああ。咳止めの飲み薬、出して貰った。」

「すっきりした?」「まだ。」

「疲れてるんだよ。だから、少し先の目標、そのまた先の目標。またまた先の大目標を一緒くたに考えてしまう。お袋さんの口癖、なんだっけ?」

「大丈夫?」

「そっちじゃない。それ、お前。」

「ああ、『順番、順番!!』

「そういうこと。焦るな、って。まず、明日の『時間割合せ』だな。予定はさ、突然狂って行くんだよ。」

「だからこそ、予定を立てるんだよな。」

「もう当分誰も来ないんだから、ゆっくりな。あ、咳き込んでる。のど飴舐めろ。」

「俺って、案外心配してくれる人がいるんだな。」

「何を今更。」

「サイトでさ。『風邪引いちゃいました』って投稿するとさ、『お大事になさって下さいね』とか『無理しないで下さいね』とか、励ましが来る。」

「お前の師匠が言ってた『人徳』だな。」


 今日は、あまり昼寝出来なかったな。

 ま、いいさ。

 あいつの言う通り、投稿は『完遂』を目指すんじゃなく、まずは一筆、だよな。


 ―完―




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