雪原に咲く花
兎狩り
兎狩りは難しい。
こちらが狙っていると悟られてしまうと、
とたんに警戒され、距離を取られてしまう。
いかにこちらにその気がないか、
まるで、友達でも来たかのような雰囲気で、
近づかないとならない。
たいていの場合は、距離を詰めようとするだけで、
逃げられてしまうが。
それでも私は、諦めずに、兎を狩る。
ここには沢山の兎がいる。
つま先立ちのような足、黒い体、肩から顔にかけては白く、尻尾も白い。
頭には兎の特徴、長い耳と、カールした長い毛。
脚は、不思議とざらざらとした手触り。
こんなにかわいらしい兎を狩るなんて、
私はなんと罪深いのか。
しかしそれも、兎の魅力のなせる業。
みんな君たちが悪いんだ。
そして私は、兎のうち1匹を、巣箱のような箱から
外に出すことを試みる。
景気づけに、右手に持つテキーラを、1杯あおった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます