往々にしてある、これは私には書けん!って思う時
土曜日の朝、今日は来客があるからそろそろ動かなくてはと思いつつ、もう少しだけ、と小説を読む。皮肉な事にこういう日に限って面白い作品が見つかる。いいものには私はレビューを書く。レビューを書くと言っても長い方の欄ではなくて、キャッチコピーの方だけと決めている。単に楽しいからで、他に意図などない。
作家さんの中にもし私のコピーが気に入らない方が居られれば是非却下してほしい、と思っている。ありがた迷惑だと受け止められるかもしれないとは思ってはいるが、これも表現の一つだからと時々レビューを書く。ほとんど新しい趣味だ。
ナンセンスをセンスよく書くというのも私には苦手で出来ない。学ぶものがある限り出来るだけ幅広く読みたいが、ジャンルに制限を掛けないと作品を選ぶのに苦労する。例えばファンタジーは気にはなってはいても守備範囲外なので、後の宿題として先延ばしにしてしまう。
最近思いついた方法が、好きなジャンルで最新作、あるいは更新順で並び替えをして上から内容とタイトルを見る方法。これだと短編に偏るが、私は実は作家で本を読むタイプの読者なので、いずれ長編も読みに行く可能性がある。
ランキングは他の評論を読んでも同意見の人が多いように、あまり気にしなくなる。実際にランキングから探してよかったものももちろんある。でも先に触れた方法の方が気に入った、あるいは唸らされた作品に出会えるので多分私はこの方法をしばらく続けると思う。
自主企画も時々覗いている。色々考えて参加はしなくなったけれど、ジャンルや内容別の本棚になっているので便利に使わせてもらう時がある。ここでも面白い小説や作家さんたちを見つけた。
エッセイなどのノンフィクションを書くのは私にとっては楽なことなので、小説を書くということがどういう事なのか、書いてみるまで分からなかった。何度も言うが、私にとっては同じではない。
今日読んだ作家さんが言うには、その方は嘘が書けないらしい。確かに虚構の世界は嘘の世界だ。それをどれだけ真実味を持って表現できているのか考え始めると自信がない。
ある日、ふとそれをむしろひっくり返してあまり真実味がない設定で小説を書いてみようかと思った。一瞬ありえないだろうと言うような少しエキセントリックな背景を設定して、現実を書くという試みだった。書いていて愉快犯にでもなったような気分で、小説を書くことが楽しくなった。おかげで少し脱皮出来た気がする。
今日はいい作品にたくさん出会えたので気分がいい。気に入った作品には出来るだけレビューを付けるようにしているので、興味のある方は私のプロフィールからおすすめレビューを覗いてもらえたら幸いである。
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