オタク≠推し活
ここ数年で推しという言葉が浸透し同時に推し活という言葉も誕生した。
推しを応援したりグッズを集めたりライブに行ったりとその範囲は多岐に渡る。
それに伴いオタクは以前よりも使われなくなったような印象を受ける。
推し活に統合されたようなそんな気さえする。
しかしながら、これは個人的な考えではあるもののオタクと推し活というイコールではないと常々思っているのです。同じように感じている人は案外多いのではないでしょうか。
正確に言うならば推し活をしている人の中にオタクはいるが推し活イコール全員オタクではない。オタクの中に推し活をしている人はいるがオタクイコール推し活をするわけではない。が、正しい言い方になる。
これはどちらがいいという優劣を作るものではなく同一のものではないよねっていう認識の確認みたいなもの。
こういった言葉に対してある一定の線引きをしたくなるのも、古のオタク的性なのかもしれないと思いつつ、自分が幼い頃に見たオタクのイメージと現代との解離に抵抗したくなる意地かもしれない。
個人的には作品の物語性や創作性に興味を引かれることが強く、ある一瞬を切り取ったグッズに対してはそこまで執着はない。
だが、自分のような人が増えてしまえば世の中の経済は停滞し、オタク文化そのものが衰退する。
そういう点において、昨今の推し活には感謝している。
今後のオタクがどのように変化していくかをまだ数十年は見守れる立場にいるのは、良い時代に生まれたものだと思う。
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