概要
化境の老仙人、宿代が払えず精霊に丸投げする
300年の閉関を終えて下山した老仙人・終無為。その境地は化境――多くの宗門が数百年に一人出るかどうかの最上位クラス。だが所持金はゼロ、人脈もゼロ、宿代の相場すら分からない。若手宗師には「300年修行してその程度か」と嘲笑される始末。しかし無為の本当の異常性は、己の手で何でもすることではない。目的を定め、精霊に仕事を任せ、結果を検め、術式を改善し続ける――この功夫だけは、誰にも真似できない域に達していた。無一文の乞食仙人が、精霊たちを使役して俗世を渡り歩く、仙侠×委任術式コメディ。
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