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概要
余った眠りを預けられるまちで、名前のない口座に三十分だけ振り込む、夜勤
宮田佳乃は、夜だけ開く睡眠銀行の窓口係だ。このまちでは余った眠りを口座に預け、足りない人が時間で借りていく。眠りを使いはたした男が残した半券の番号に、宮田は二年ぶんの余った眠りを、名前を伏せて振り込むかどうかを決める。
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