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概要
「私は星になりたいのです」
婚約して一年。
十五の姫のもとへ、少将・藤原実景から文と贈り物は届く。けれど、彼が訪れたことは一度もなかった。
他の姫君のもとへは通うというのに、なぜ自分のもとへは来ないのか。
春の夜、月を眺めながら募る想いを、姫は一首の歌に託す。
その一首が、遠く離れた二人の心を、静かに動かしていく――。
十五の姫のもとへ、少将・藤原実景から文と贈り物は届く。けれど、彼が訪れたことは一度もなかった。
他の姫君のもとへは通うというのに、なぜ自分のもとへは来ないのか。
春の夜、月を眺めながら募る想いを、姫は一首の歌に託す。
その一首が、遠く離れた二人の心を、静かに動かしていく――。
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