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概要
十一人が去った。魔法を持たない彼女は、十二人目に選ばれた。
十五歳の春、リセア・アルヴェインは星に選ばれなかった。
魔法を使えない《Ⅱ型》。
それでも魔法を捨てられなかった彼女は、五年の歳月をかけて、魔法を生み出すのではなく、その暴走を止める国家職《魔導代理官》となる。
一年遅れの任命の日。
新人封鎖官となったリセアに告げられたのは、地下深くの《星牢》に収容された特異体――ルゼン・ヴァルハルトへの随伴だった。
王国でも最大級の魔力を持つ、十八歳の魔導士。
金色の炎を操る彼のもとには、これまで十一人の代理官が置かれ、そして誰も残らなかった。
リセアは、その十二人目となる。
「帰れ。まだ間に合う」
初対面のルゼンは、彼女を拒絶した。
けれど魔法を持たないリセアには、魔導士にはできないことがある。
魔力そのものに触れること。
そして彼の金
魔法を使えない《Ⅱ型》。
それでも魔法を捨てられなかった彼女は、五年の歳月をかけて、魔法を生み出すのではなく、その暴走を止める国家職《魔導代理官》となる。
一年遅れの任命の日。
新人封鎖官となったリセアに告げられたのは、地下深くの《星牢》に収容された特異体――ルゼン・ヴァルハルトへの随伴だった。
王国でも最大級の魔力を持つ、十八歳の魔導士。
金色の炎を操る彼のもとには、これまで十一人の代理官が置かれ、そして誰も残らなかった。
リセアは、その十二人目となる。
「帰れ。まだ間に合う」
初対面のルゼンは、彼女を拒絶した。
けれど魔法を持たないリセアには、魔導士にはできないことがある。
魔力そのものに触れること。
そして彼の金
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